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2012-12-19 どの評価を取るか、その時の菅直人

その時の菅直人の行動をどう評価するかということである。一杯のお酒の評価が、呑み手の
経験と期待値によって異なるように、主観(好き嫌い)で異なってくるということである。
福島原発事故については全ての電源が喪失され、炉心の冷却が不可能となりメルトダウン
状況となった。

あのまま内圧が高まれば封じ込められた炉心は「原爆」と化すのでガス抜き(ベント)が必要
となった。しかし、そのベントすら電源喪失状態では手動で行わなければならない。福島原発
に残された吉田所長他、50名の作業員が水蒸気爆発後の原発内で決死の作業を行って、
何とか最悪の事態は乗り切る事が出来た。

少なくとも、そのような危険な場所にヘリを飛ばして向かっていったわけだから、それだけで
も勇気のある行動と言えるだろう。首相が赴いたことで現場は混乱するだけでいい迷惑だった
というのは後付のクレイムに過ぎない。原発の危険な状況を知ったマスコミ人、自衛隊員の中
からも逃亡を図った者が居たくらいで、実はみんな現場から我先に逃げ出したのである。

後に、「HUKUSHIMA50」としてその勇気をたたえられた作業員も、実態は「置き
去り」にされただけなのである。逃げようにも、車という車は逃走用に使われて皆無であった。
病院の救急車まで乗り逃げされたというていたらくだったのである。そういう状況を分かった
上で、菅直人を批判しているのだろうか?
』(典拠米欄)。客観とは血の気のない主観かも。

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小沢一郎の奥さんの話では福島原発事故直後から、彼は放射能を怖がって家から一歩も
出ようとしなかったという。好対照と言うべきだろう。
』(同上)。
その時のことではないが、こういう評価もある。
その街頭演説には菅風が、いや、寒風が吹いているという。

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選挙に落選して「おめでとう」と言われるようになったらおしまいだろうが、民主主義の選挙
ではそういう人が立候補しているのである。真紀子サンや、由人クンのことである。
新潟県民や徳島県民におめでとうである。民主主義というのは何と見苦しいものなのか。
その姿はまた、自分の鏡なのだと思ってあきらめるよりほかないようである。

by munojiya | 2012-12-19 00:02 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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