2012-12-31 番外篇 恐い誤植
突然、違和感のある熟語が出てきたときには、おやっと思って、文章の前後関係から類推して
それを他の同音意義語に置き換えてみると、正しい熟語が再現できるものがほとんどである。
問題は、というより、本当の誤植は、文意を変えてしまう誤植である。
たとえば、こういうのがあった。
『誤字がありました
×絶対にHDDのクラッシュはさせなければなりません
○絶対にHDDのクラッシュはさけなければなりません』(典拠)。
HDDを使用していて、それを恋に壊すことは常識で考えてありえないから、文意がおかしい
ということに気付くので、この実例の場合はまだ救われるのである。
とはいえ、「クラッシュさせる」のと「クラッシュをさける」では意味が反対になるから、
一本(一字)の誤植でも恐いのである。
「毎日呑んでも体を壊さない限界は日に2合まで」を「日に2升まで」と誤植したら大酒呑み
は喜ぶだろうが間違いなく体を壊してしまう。一字の誤植が命取りになりかねないのである。
以外と見落としてしまうのが漢字一字の同音異義語の間違いである。「天主閣」とか「安寛」
とか「主事医」とかあったら、おかしいと思っても正しい漢字が思い出せないのである。
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「恋に壊すこと」は「故意に壊すこと」の間違いだろうとは思うものの、しかし、「変に壊す
ことは」としてもありえない文章ではないので、どっちの誤植なのか判らなくなるのである。
「以外と見落としてしまう」は「意外」である。
「意外」を「以外」と誤変換しているのに気がつかないということが意外と多いのである。
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『KARAにしても東方神姫にしても十数万人を動員したコンサートを行なっている。それに
対して機能の紅白出場歌手の中には名前も知らない歌手が何組もありますが、テレビ業界と
日本の芸能プロダクションとの癒着があるからだろう。このままKPOPに市場を荒らされ
たらジャニーズ事務所もKAB48もバーニングなども安寛とはしていられないでしょう。』
普通に「あんかん」を変換すると「安閑」と変換されるはずだから、「あん」「かん」と一字
ずつ変換したのだろうか。「安寛」と、漢字に変換されたから大丈夫だと安閑としてはいられ
ないのである。「東方神起」は辞書にない熟語なので一字ずつ変換して間違えたものだろう。
「昨日」が「機能」となっているのは誤変換。「AKB48」は打ち間違い。(典拠)。
