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2012-12-31 ほれぼれする2本のお酒とは

その「予言」によれば、今頃は世界は終わっているはずだった。
「予定は未定にして決定にあらず」ではないが、「予言は詐言にして実現にあらず」である。
庵主は、日付が大晦日に変わった時分に心がほっかりするうまい燗酒を呑んでいるのである。
予言が外れたお蔭である。「予言」とは「しょうばい」と読むのかもしれない。

あー、うまい、と思う。
その燗酒を味わいながら、生きている実感を味わっているのである。
そして、また一つ齢をとるのかと感じ入っているのである。
まだまだうまいお酒が呑めるのかと内心では喜んでいるのであるが。

その2本のお酒とは、
一つは「一白水成〈いっぱくすいせい〉」の磨き50%の袋吊り純米吟醸の生酒である。
こちらは庵主の贔屓のお酒である。相変わらずうまいはずだという予断で買ったのである。
もう一つは、導かれて買ったのである。

その一本は、今年の大トリになった「不老泉〈ふろうせん〉」の同じく生酒で、「極寒手造り
中汲み山廃純米吟醸」である。「木槽天秤しぼり」とある。
当社の山廃仕込みは酵母添加を一切致しておりません』である。
その燗がうまいのである。最後の最後にうまい燗酒にめぐり会えたのである。いい一年だった。
by munojiya | 2012-12-31 01:41 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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