2013-01-04 中朝の反日の原因
アイデンティティーの危機状態になり国としての纏まりがなくなってしまう。外見はほとんど
同じ東洋人なのに日本と韓国と中国はどうしてこんなに違うのかと言う反発が反日教育の
原因の一つなのだ。
アイデンティティーが脆ければ脆いほど教育によって愛国心を高めなければなりませんが、
その教育が間違いである事をばらされるのが中国や韓国にとっては恐ろしいのだ。』(典拠)。
それが、中国と韓国の国を挙げての反日教育の原因だというのである。
要するに、天に対する恨みが原因なのである。人は何でもできるという傲りである。
中国の場合は、『日本文化は中国の亜流と信じてきたのに、いつの間にか中国が日本の亜流に
なってしまっている。今回のデモの日本製品排斥運動も中国におけるアイデンティティーの
危機でもあるのだ。』(同上)。
お酒がうまいのは、逆に親日に依拠するからに違いない。天に対する親しみなのである。
『韓国の反日も同じ構造であり、日本文化は昔韓国から伝わったものだと言う韓国起源論が
よくありますが、韓国のアイデンティティーの危機を克服するには韓国が起源でなければなら
ない。日本国の天皇を「日王」と呼ぶのは韓国だけであり、中国ですら天皇と呼んでいますが
歪な歴史観がそう言わせているのだろう。』(同上)。天を皇〈すめらぐ〉から天皇。
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『★日本を統ぐ(すめらぐ)には空にある日ひとつあればよいが、この闇の国に統ぐ物は何も
ない。事物が氾濫する。人は事物と等価である。そして魂を持つ。何人もの人に会い、私は物
である人間がなぜ魂を持ってしまうのか、そのことが不思議に思えたのだった。魂とは人の
かかる病であるが、人は天地創造の昔からこの病にかかりつづけている。
<中上健次:『紀州』 終章“闇の国家”>』(典拠)。
天皇は、天(日の本)を皇〈すめら〉ぐと読むが、その本義は天(摂理)に皇〈したが〉う
でいいのだろう。
日本における天皇の地位が司祭である謂いである。