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2013-01-27 知っていると恥ずかしい言葉「A欠牛」

世の中には知っていると恥ずかしい言葉というのがある。
「テンガ」とか「オリエンタル工業」といった言葉である。
飲食業界もその手の言葉が少なくない業界である。
お酒業界なら、「三増酒」とか、「炭」とか、「ヤコマン」などは知っている方が恥ずかしい。

そこで「A欠牛」である。
「馬券」を官庁は「勝馬投票券」と呼ぶように、農水省用語では「A欠」のことを「ビタミン
Aコントロール」と呼ぶそうだ。
実態は同じであるが、言葉から受ける印象は逆なのである。

「連合国機構〈いなかくみあい〉」を「国際連合」と言うようなものである。
意味がまったく逆になるのである。
「ビタミンAコントロール牛」とあったら、いいことをやっているように聞こえるのである。
しかしてその実態は。そういうことならこの人に訊け、である。

知っていると恥ずかしい言葉はまだいいのである。
知らない方が幸せな言葉というのもある。「うまいお酒」という言葉もその一つだろう。
うまいお酒を呑むと、まずいお酒が呑めなくなる。呑んでもつまらなくなるのである。
せっかくのお酒をそんな思いで呑むなんてのは悲しいことだからである。

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その人に言わせると、「」もまたそういう言葉の一つみたいである。

by munojiya | 2013-01-27 00:02 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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