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2013-02-10 「OPV」

今では、ちょっと前に公開された映画が、ネットの無料配信で只で見ることができる。
中国あたりでは、公開前からほとんど只みたいな値段の盤で見ることができるというが、
それはさすがに「違法」だということになっている。
その「違法」の根拠に「著作権」というゴロツキの論理を持ってくるから困るのである。

営業妨害になるから「違法」なのだと言ってくれれば、庵主は何にもいわないのである。
著作権法違反というものだから、映像ビデオの自己編集すらできなくなってしまった。
商業盤の映像はコピーすることも違法である。買った本をコピーするのは自由なのにである。
その点、お酒はおおらかである。自分で呑む分には密造さえも見て見ない振りをされるから。

庵主は、好奇心から、映画をパソコンの液晶画面で見てみたいと思うのである。奇行である。
映画はスクリーンに投影された映像を見るもの。ブラウン管で見るのはTVと呼ぶのである。
映画は一流、TVは二流とされている。せめて劇映画ぐらい一流にひたりたいではないか。
が、「その映画」だけはその無料配信に頼るしかないのである。

題名がいささか口にできない映画だからである。.とはいっても、綾瀬はるかのそれである。
見たくなるのである。が、映画館では切符を買うときに困るのである。題名が言えない。
そこで使われた略称が「OPV」である。こういう事情である。
ネットの無料配信なら、そういう気を使わないで堂々と見ることができるのである。

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書店で、女性店員泣かせの書名がこれである。平岡正明である。もう旧い〈ふるい〉人か。
今はなき「週刊読売」は、それを略して「週読〈しゅうよみ〉」と呼んだ。
この雑誌の特集号はそれができない。「近代映画 玉三郎特集号 夜叉が池のすべて」。
手塚治虫の「ブラック・ジャック」もそうである。なので愛称で呼ぶときは「BJ」。

by munojiya | 2013-02-10 21:39 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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