2013-02-12 今時の福島県の新聞事情
限っていえば建国記念の日に関する記事をまったく載せていないというのである。
まさか放射能の影響で新聞記者の判断能力が異常をきたしているというわけではないだろう。
おそらく福一の放射能で廃土にされた福島の、東京政府に対する無言の抗議なのに違いない。
ひょっとして、福島県人は暗に日本をやめたがっているという意思表示なのかもしれない。
『本日2月11日は建国記念の日です。
私は田舎に戻っていますが、わざわざそう書かないとならない。朝からそんな気分です。
と言うのは地元新聞に何も書かれていないからです。
社説にもありません。読者の声の欄にもありませんでした。左寄りの新聞ではありませんが、
この取り扱いはどうしたことなのでしょうか? 残念でなりません。』(典拠)。
『この日[紀元節の日]は帰りには紅白の饅頭を全員頂いたそうです。父や母の小学校の時代
は日本は貧しくて、饅頭などを口に出来るのは、この日くらいだったそうです。』(同上)。
建国記念の日とはいうが、その起源は定かではない。それは日本が古い国だからである。
いまは、その日は学校も休みで、もちろん学校では紅白饅頭を配ることすらしないという。
建国記念の日は他の祝日と違うのである。学校でなんらかの式典を行なうべきなのである。
庵主は勿論その日は有り難くもおいしいお酒をいただいて我が国の伝統に感謝するのである。