2013-03-03 ひょっとして、3月3日はお酒の日
10月2日は「豆腐の日」である。
駄洒落以外のなにものでもない。
日本人は駄洒落が好きなのである。
否〈いな〉、駄洒落を使いこなしてこそ日本人なのである。
支那人や朝鮮人に日本語の駄洒落の素養はあるやなしや。
3月3日は雛祭りである。
しかし、日本人の駄洒落はそれを雛祭りだけにとどめておくことはしなかった。
当然、「耳の日」なのである。
で、その耳の日とは何を言祝ぐ日なのか。庵主には分からないのである。
3月3日は「民放ラジオの日」だともいう。「耳の日」だからラジオの日だというのである。
「耳」と書いて「ラジオ」と読むらしい。ならぱ「目」とあったら「テレビ」と読むのかも。
お酒の別名は「ささ」という。
語呂合わせでいえば「3月3日」は「ささの日」である。
雛祭りは、女の子とお酒を呑む日だとこじつけられないこともないのである。
年に一度白酒を呑む日だから、白酒の日といったところか。それはともかくまず一杯である。
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白酒は大してうまい酒ではないので、その代わりに庵主が呑んだのはどぶろくである。
まだ溶け切っていない米粒がが混じっている白濁したどぶろくは、プロが造ると
酸味よし、甘さ絶妙によし、呑んだときの満足感も十分によしで、お酒がまさに米の恵みで
あることがしっかり感じとれるのである。
お酒を呑むことは合法なのだから、販売目的で造る酒はともくか、自分で呑むためのどぶろく
を造ることを違法とするのは間違ってはいないか。自分の食い物を自分で造るなという論理は
基本的人権の侵害ではないのか。どぶろく造りを違法するのはやめるべきだと思うのである。
3月3日は醗酵文化の粋であるお酒造りを言祝ぐ「ささ造りの日」とするのはどうだろうか。