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2013-07-02 『純米酒日本一は「雨後の月」』

標題は、新聞記事の見出しの引用である。 ●魚拓
庵主が断じたものではないので、念のため。
2013年6月30日に開催された利き酒会で「雨後の月/特別純米/山田錦」が、
純米酒部門で第1位になったということである。はせがわ酒店がらみの利き酒会のようだ。

はせがわ酒店がやっているのだから、間違いはないだろう。
そこに集められた純米酒の中で、広島の「雨後の月」が一番うまかったというわけである。
その結果に、庵主も納得するのである。
「雨後の月」ならその期待を外すことはないだろうという経験則からである。

うまいお酒の選び方は、以前に呑んだそのお酒がうまかったという経験則の積み重ねによる
直感によるのである。
「直感」とは、「経験的事実の積み重ねによる客観的即断」という定義が気に入っている。
以前うまかったお酒がいまもなおうまいとは限らないが、その心象は参考になる。

好きな人は、さっそくその「雨後の月」の入手に動くのだろう。
庵主は、観念的にその情報を呑んですませてしまうのである。
もし、出合ったら、それを呑もうと心に刻んでおくのである。
すると、なぜか、思いも寄らずにそのお酒と出合えるということが少なくないのである。

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「利き酒」の「利」は、正しくは「口偏に利」。

by munojiya | 2013-07-02 07:05 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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