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2013-12-27 王将の社長が殺された理由

人は、棺を覆いて評価が定まるという。
すなわち、生きているときの評価は嘘だというのである。
その前に、冒頭の言葉はバリエーションが多いのである
を覆うて事定まる』とか、『覆うて、人定まる』とか、『を覆いて事定まる』等々。

どれが正しいのか判らない。三番目のリンク先に原典は「晋書〈しんじょ〉」だとあった。
「大辞泉[しょうがっかん]」の語釈があったからこれが決定版なのだろうと思われる。
調べるのが面倒くさいから、その権威を信用することにしたということである。
人事(じんじ)は棺(かん)を蓋(おお)うて定(さだ)まる』だという。

意味は『人間の真価は、その人の死後に初めてきまる。棺を蓋(おお)いて事定まる。』。
「大辞泉」を、庵主が「しょうがっかん」と読むのは、庵主が小学館少年だったからである。
「たのしい一年生」ではなく、「小学一年生」で育ったからである。「少年マガジン」派では
なく、「少年サンデー」派だったからである。故に小学館は庵主にとっては権威なのである。

権威とは盲信のことでもあるが、どうでもいいことはそれに倣〈なら〉うのが楽である。
王将の社長が射殺される事件が起きたが、だれもその社長を悪く言う人がいないのである。
評価は棺を覆いて、と思ったが、別の評価があった。これである。生前はキチガイだった。
お酒は、栓を覆いたときには、もう空になっているので何も残らないから潔いのである。
by munojiya | 2013-12-27 00:01 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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