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2014-01-26 それは逆「未来には希望がある」

宗教新聞を読んでいると、明日は希望に輝いているという論調の記事で信者に夢を与えている。
それって逆なのじゃないのか。
明日があると思うから絶望するのである。
今日で終わりだと思えば、すっぱり諦めがつくからである。

生きてきてなんにもできなかったが、そんな思いも今日で終わりだ。
最期はうまいお酒を呑んで終えようというすっきりした気持になれるのである。
しかし、明日があると思うとこの先の不安がふくらむのである。
今は老後だ。貯金はこれしかない。いつまで生きるのか判らない。これで生きていけるのか。

親は惚けた。老々介護だ。いつまで続くか判らない。良心をそれまで保ち続けられるのか。
結婚した。今は幸せだ。しかし、この愛がいつまでも続けられだろうか判らないのである。
明日があるということは、自分が信じられなくなるということである。
自分はいい人だと思っているが、それがいつまで続けられるだろうかという不安である。

そうは思っていても、生き続けなければならない。
生きるということは、自分の心の中の悪と戦うことになるからキツイのである。
その苦悩と重荷を和らげてくれるのが、うまいお酒である。不味い酒は逆に落ち込ませる。
洗練されたうまいお酒を呑むと、明日呑むうまいお酒に思い広がり希望がわいてくるのである。
by munojiya | 2014-01-26 00:05 | 日曜日のくつろぎ篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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