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2014-02-24 詞藻篇 詩=死

詩とは何か。「詩」は「死」に通じると庵主は感じているのである。
いい競争をしタイ
僕の生きた時代にすぐれた文章を残す
イイ競争が起きると残るんだよね

日本でも優れた文人がいた時代
今でも読まれる作家は同時代を生きる
競い合いから優れた作家が生まれた
』(典拠)。
すぐれた文章を残す』ことが、すなわち詩を書くということなのではないか。

それは、後生に残す言葉をいうのではないのかという思いに至ったのである。
自分が死ぬ事を前提にして書かれた言葉である。
そういうのを詩文というのではないか。
一方、散文とは、自分が生きていることを確認するために書くものである。

小説などは自己顕示欲のために書くのである。
「虎〈ひと〉は死して皮〈し〉を残す」のである。
お酒は、あとに何も残らない。未練のない生き方である。
ただ、お酒を呑むと自分の器〈スケール〉が見えてくるのである。いいお酒の場合は、である。

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庵主の文体〈スタイル〉は、四行切りであるが、引用した人の文体は三行切りなのである。
いうならば、庵主は四拍子の音楽で、その人は三拍子の音楽だというわけである。
その文体の雰囲気を引用する時は、上のように前後になくてもいい1行を加える事になる。
そのエッセンスを引用するときは部分を借りてくるから書くまでもない1行を。

by munojiya | 2014-02-24 00:04 | 詞藻篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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