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 2014-03-24 科学雑誌も劣化しているらしい

科学業界と呼んでいいのだろうか。
科学者の業界のことである。
どんな業界でも、自分の才能を競う世界では、名誉欲と嫉妬の嵐が渦巻いているから、
科学業界もその例外ではないのである。

そういう中で、科学雑誌は科学者の箔付けの権威となっているという。
なっていた、と書くべきか。
その権威も、21世紀にはいって、それもまた劣化していたようなのである。
本物の科学論文しか載せない筈の某科学雑誌に贋物、おっと紛い物が載ってしまったという。

某科学雑誌とは、その名を聞けば業界人なら「ははっ」と恐れ入る有名雑誌なのである。
聖書も読まず、経も読まずの庵主がそんな雑誌を読むわけがないが、斯界では権威らしい。
その権威のある雑誌が、権威を拭り捨てたのだという。
オボコ(オボかた・はるコを略して)の美貌〈いろけ〉に負けたのである。

確か、物理では、万物は崩壊に向かうというのが大原則だったと思う。
科学雑誌も、その原則に違〈たが〉わず劣化していたというわけである。
お酒もまた、見た目の進化とは逆に、実は確実に劣化しているのにちがいない。
果実は腐る一歩手前が一番おいしいという。お酒も今、その一歩手前なのかもしれない。
by munojiya | 2014-03-24 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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