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2014-04-27 「醸し人九平次/AEU DU DESIR」

酒銘の「醸し人九平次〈かもしびとくへいじ〉」は間違いないが、そのあとのフランス語?
みたいな言葉の綴りは記憶が定かではない。
一升瓶の首もとにそう書かれた小さいラベルが貼ってあったことは確かである。
最近は、海外に販路を求める蔵元が少なくない。

地元でそこそこの商売ができればそれ以上なにも求めることはないだろうが、
いまは日本人があまりお酒の量を呑まないようになったから、
地元だけを相手にしていたのでは蔵が成り立たないのである。
そこで、まだお酒を知らない海外に販路を切り開こうという方向に向かっている。

それは国内外共通瓶なのかもしれない。
裏ラベルを見たら日本語で表示されていたから、やっぱり国内向けのものか。
「醸し人九平次」の山田錦の50%磨きである。
特定名称が特別純米だったか、純米吟醸だったか、吟醸酒だったかは見落としてしまった。

庵主の、呑む前からの期待は大きい。
「九平次」なら、うまいに決まっているという先入観があるからである。
期待通りに、味がしっかりしているいいお酒だった。
あえて、「うまい」とはいわないが申し分ない味わいの酒質である。納得の一杯である。

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映画を見た後の名古屋風カレーうどんのお店で。「九平次」は勿論名古屋のお酒である。

by munojiya | 2014-04-27 00:05 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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