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2014-04-28 今週の誤植「晴天のへきれき」

子どもたちはどれだけ怖かったか
晴天のへきれきだ
』(動画2:37)。
TV放送のテロップ(字幕)である。
「子供」を「子ども」と書き、「霹靂」を「へきれき」と書くのには事情があるのだろう。

その表記についてはおいておいて、「晴天のへきれき」はないのである。
「青天の霹靂」だからである。
それを「晴天」とやったら、その後に浮かぶ言葉は「辟易」である。がっかりするのである。
そんなモダンな言葉を使う時は、ちゃんと辞書を引いて字を確かめてから使ってね、である。

庵主はTVを見ないので、そのニュース番組がどこの放送局が流しているものかは
判らないが、新聞の校閲と違って、テレビ局の校閲は杜撰であることがよく分かる。
「青天」を「晴天」とやってしまった当人はワープロの誤変換に気づかなかったのだろうが。
庵主もワープロが、「事件の主犯は」と打ったら「事件の酒販は」とやるようなものである。

映像を見ると、救助時に船から助け出される人の顔にボカシが入っているので個人情報の保護
なのかと思ったらカメラのレンズに付いた水滴がちょうど顔にかぶっていたものだった。
個人情報保護主義者なら、プライバシーの尊重ということなら、ここは全ての顔にボカシを
入れるところだろうが、TVはそんなことは気にしちゃいないのである。

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安否を気づかう母親が映っているが(7:10)、表情がオーバーなのである。
おっとっと、日本人から見たらである。
悲しみと怒りを現す表情が豊かなのである、と書き直しておこう。
文化の違いがそういう所にも出るということである。日本人なら内に秘めてしまうのに。

by munojiya | 2014-04-28 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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