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2014-06-05 新装開店をめざすサッポロ「極ZERO」

サッポロビールは4日、昨年6月発売した第3のビール「極ZERO」の販売を終了、製法
を変更し、7月に「発泡酒」として再発売すると発表した。
』(2014.6.4産経ニュース)。
脱税116億円事件ということにもなりかねない事態が発生したのである。
酒税法の区分を偽っていたというのである。

酒税率の低い「リキュール(発泡性)(1)」の区分で販売していたが、国税庁から1月に
製法の照会があったため、同社も独自に検証を開始。結論次第で「発泡性酒類」のうち最も
高い税率区分の製品と認定される恐れもあることから、「自主的に発泡酒に切り替えることを
決めた」(同社)という。

税率区分の解釈をめぐる問題でビール類の販売が中止されるケースは「初めてではないか」
(業界関係者)という。
』(同)。
税率の高い酒質を、税率の低い酒質と称して売っていたというのである。
飲み手はなんら損はしないが、酒税を取りっばぐれる国税が馬鹿を見ることになる。

コップの中の嵐というが、酒税を巡る争いはコップの外の嵐である。好きにやってくれ。
「極みZERO」は高税率の酒を低税率の酒と称して売っていたものである。
お酒では、本来リキュールの筈の酒を「本醸造酒」と称して、低税率の酒を高税率の酒として
売っているのである。国税は、そっちの方は正せるのかなぁ。製造法を照会してほしいものだ。
by munojiya | 2014-06-05 00:05 | 酩酊篇 | Trackback | Comments(0)

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