2014-08-25 どっちが本物か
よくよく見たら、上がアニメの場面で、下がその実景のようである。
「ガルパン」みたいに、大洗町の実景を町おこしに使ったアニメがある。
日本では、その実景を「聖地」と呼ぶ。
聖地といえば、普通は宗教上のそれだが、日本ではアニメのそれなのである。
普通の宗教は世界では殺し合いの凶器だが、日本ではアニメという平和的な狂気なのである。
どこにでもある日本を「聖地」にしてしまったのがこのアニメ※である。
なんせ、実景が日本の風景なのだから。
『ちょっと待って、どっちがどっちなの?』(典拠)。庵主だけではなかったのである。
『アニメの画像にキャラが居なかったらどっちか見分けられないよ。』(同)。
『今夜観るものは決まった。』(同)。
たしかに、これなら観たくなる。
『アニメアーティストがトレースしてたなんて初めて知った。』(同)。
『↑というより実際の場所を参考にしてるんだよ。
トレースは簡単だけど、見た目を綺麗にするのはまた別の話だから。』(同)。
画像の違いなら見分けられる人でも、純米酒とアル添酒の違いが判る人は少ない事だろう。
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※新海誠「秒速5センチメートル」である。
『ぼくたちの前には、いまだ巨大すぎる人生が、茫漠とした時間が、どうしょうもなく
横たわっていた』(同予告編)。
今、「茫漠」という言葉を、アニメで覚えるのである。アニメは日本人の教養なのである。
