2014-09-15 李香蘭
李香蘭〈り・こうらん〉という名前は、その時代を知らない庵主にも格別の思い入れがある。
夜来香〈イエライシャン〉」である。リンク先は映像。音が出るのでご注意。
なぜか、この歌が好きなのである。
庵主は、プチ鬱症の気〈け〉があるのだが、この歌はその特効薬の一つなのである。

落ち込んだ気分を高揚させてくれるからである。
覚醒剤をやると、俄然気分が高揚するというが、そっちの高揚ではなく、それ以下には気分が
沈まなくなるという意味での高揚である。反発と言った方がいいのかもしれない。
要するに、鬱気分を忘れさせてくれる歌なのである。

おそらくは、日本人の、国を挙げての高揚期に作られたものだからだろう。
人もそうだが、国も、海外に発展するときの高潮感は国民の心を奮い立たせるのである。
日本は昭和20年8月15日の終戦、そして同9月2日の敗戦とピークを越えるのである。
時を同じくして、日本酒は、三増酒というとんでもない酒を造り出したのである。

戦後の日本酒は鬱然とした酒だったのである。呑むと気分が消耗する酒だった。
いま、日本酒は、絶頂期を迎えているのである。うまいお酒が簡単に手に入るようになった。
だから、今、気分が落ち込んだ時に、本当にうまいお酒を呑むと、鬱気分が簡単に消えていく
のがわかる。うまいお酒は、実は庵主の鬱気分解消剤なのである。薬はリスクともいうけれど。

-----

その李香蘭が亡くなったという。94歳だったという。2014年9月7日死去。
大鷹淑子〈おおたか・よしこ〉、享年94。ちなみに、享年には歳を付けないのだという。
リンク先の記事のは晩年の写真が使われているが、それでも、齢を考えれば十分「美しい」
容貌なのではあるが、若いころに李香蘭の写真を使うかどうかは別れる所だろう。

李香蘭の写真はここにあった
庵主にはそれが李香蘭なのか判別できないのは同時代に生きていたわけではないからだが、
それは山口淑子の死ではなく、やっばり李香蘭の死であってほしいのである。この人の肩書は、
元女優というより、元李香蘭と書くべきなのか。昭和の灯〈あかり)がまた一つ消えた。

[PR]
by munojiya | 2014-09-15 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : https://munojiya.exblog.jp/tb/21112535
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 2014-09-16 その「世... 2014-09-15 あっ危な... >>