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2014-10-12 日曜日のくつろぎ篇「昔の歌でも聴こうか」

今の日本酒は米から造られているのではないといったらびっくりする事だろうが、
それは必ずしも間違った言い方ではないのである。
たしかに、原料は米なのである。しかし、それに大量なアルコールを混ぜて造っているのだ。
もちろん、米だけで造ったと称する純米酒もあるが、醸造量全体ではわずかなものである。

日本酒とはいうが、お酒を呑んでいるのではなく、多くはアルコールを呑んでいるのである。
純米酒とアル添酒はどっちがうまかいというと、甲乙つけがたいのである。
しかし、中には頑〈かたくな〉に純米酒しか認めない呑み手もいるのである。
ちょうど、「まちぶせ」は三木聖子が本来であって、石川ひとみのそれは駄目だというように。

まずは石川ひとみの「まちぶせ」である。これ、画面の色遣いが美しいのである。
バラエティー番組などの原色を多用した目に煩い画面は朝鮮人感覚で作られたものなのだろう。
しかしこちらのセットは日本人好みの静謐で落ち着いた色遣いでここちよいのである。
そして元祖の三木聖子の「まちぶせ」である。庵主は石川系だが、どちらも味わう派である。

石川さんも良いですが、三木さんのほうがシックリします。』(同前米)。
石川さんのバージョンよりもエモーションを感じる。
とりわけ「胸のおくでずっと」の「おく」の部分、「あなたを振り向かせる」の「なたを」の
部分に焼け付くような情念が込められている気がします。
』(同前米)。
by munojiya | 2014-10-12 00:05 | 日曜日のくつろぎ篇 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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