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2014-12-22 笑っちゃいけない笑い話

相撲の決まり手に、最近ではあまり見られなくなったが「うっちゃり」という手がある。
漢字が思い浮かばないので仮名書きにしておくが、土俵際に寄り切られながらも、あわや
これまでという瞬間に、相手の体〈たい〉を持ち上げて土俵の外に投げ出す技〈わざ〉である。
最近は見られなくなった、と書いたが、庵主はTVがないので、そうだろうという推測である。

うっちゃりは、押し出しや寄り切りなどと違って、負けた方は痛いので、体が資本の裸商売と
しては、身の安全を考えてそんな痛い技を使わなくなっている筈であるという推定による。
野球で言えば、最終回、一発逆転サヨナラホームランといったところである。土壇場の衝撃。
笑っちゃいけないのだろうが、今年も押し詰まって、最後に飛び込んできた“笑撃”がこれ。

生活保護費の減額のせいで外食の回数を減らし新聞止めたと受給者が怒りの集団提訴
典拠)というのである。
ナマポが外食したり新聞取ったりするなやアホか』(典拠)。
生保者〈ナマポ〉の贅沢を笑うのである。こいつら、もう救いようがない、という思いで。

今時の生健者(ナマポでない真っ当な生活をしている生活健常者のこと)の少なからずは、
新聞を取ったり、外食なんかする余裕なんかないのが普通だからである。
余剰弁護士が、生活費稼ぎのために、ナマポを唆して起こした訴訟なのだろう。
庵主が、いつも贅沢なお酒を呑んでいる事を堂々と語れるのは、幸いナマポではない故である。

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弱者叩き大好きな日本人
あのアメリカよりも自己責任論者が多い国・日本 さすがですわ
』(同前)。
やはり、自殺・安楽死センターが必要だな。
政府は健康で文化的な最低限度の死に方を保障すべきだ。
』(同前)。

人権というのは、自立者に与えられる権利のことなのではないのか。
自立できなくなったら、多少の制限を受けても致し方ないだろう。
自立できない人が生かしてもらえるのは、剰余者に対する哀れみによるものである。
哀れみは他人の厚意なのである。厚意を要求することは厚かましいというのである。

俺なんか残業ちょっとしただけで外食すら店開いてないんだが。
新聞とってねーし
何贅沢いってるんだこいつら
金支給せずに食物だけ渡せばいいんじゃね?
』(同前)

生保は専用施設作ってそこで集団生活させるべき。生活保護もらうってことは働けない状態
なんだから自分で出来ることなんてほとんどないはず。外出だってきついだろ? 自炊だって
できないだろ?
』(同前)。一時的な生保の場合はともかく、長期化、もしくは将来において
自活化できる見込みがない場合はそれしかないだろう。

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そもそもが、自活できない、自立できない、そういう「人間としての能力が低い」人間
にカネだけ渡して知らん顔というのがイケナイので、これからの生活保護は、カネは一銭も
渡さず、そのかわりに手厚く面倒みてやる、という方式にした方がいい。「むしろ、その方が
カネかかる」という人がいるが、そんな事はない。

受注者
[庵主校正:受給者]が、今の1/100くらいに減るから』(同前)
しかし皮肉なもんだな…… 不条理といってもいい。
生活保護受給者は新聞をじっくりよんだり、こういう公共の活動に参加する時間的余裕がある
ため政治やら人権やらへの意識が向上していく。

しかし労働者はそれとは逆に時間的余裕のなさから新聞さえじっくり目を通せない。
毎日労働に時間を奪われ、公共の活動に参加する事などできず、日々の仕事の事しか考えられ
なくなる。
』(同前)。
ナマポのバチンコ通いも暇だからそうなるのである。それしかやる事がない人達なのだから。

自立して生活できない人を放置しておいて社会不安を高めるよりは、生活保護費を治安維持費
と割り切った方が安くつくという考え方もあるのである。しかも、わが国の現在の経済政策は
若者の使い捨てを推進しているから、まして正社員でない中高年も韓国のようにどんどん就職
が困難になりつつあることを考えるとナマポは治安維持の意味合いが大きくなるのである。

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働けど働けど毎月カツカツの生活だが生活保護もらうくらいなら自殺するわ
コジキにだけはなりたくない絶対に
』(典拠23)。
やりますねぇ!』(同前26)。
新聞が読みたきゃその辺の創価に言えば聖教新聞タダで入れてくれんぞ』(同前24)。

障害者でも働いてる人もいるのに
働け
』(同前17)。
訴訟をする暇はあっても、仕事をする時間はないようである。誰も採用したがらないのかも。
怒りの矛先は自分自身に向けろよ』(同前27)。

いや煽動してる奴をどうにかしろよ
どっかのEGOだろ
』(同前28)。よく見たら、EGOでなくNGOだった。訂正します。
仕事してねーのに外食する必要ないだろ
腐るほど時間あるだろうが
』(同前30)。『自炊しろ 怠け者』(同前29)。

新聞は図書館行けば読める』(同前90)。外食問題と新聞問題はこれで解決したようだ。
働けない障害者やジジババ以外になんで税金使うのか理解できない』(同前42)。
オチは、例によってこれだろう。その前に、新聞ってひょっとして「赤旗」の事なのかも。
日本人とはどこにも書いてないからな』(同前20)。みんな辛辣だなぁ。

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このダニみたいな弁護団全員の氏名を明らかにしてほしい
バカで貧乏な奴らを焚きつけて食いものにするってつくづくクズだよな
』(同前158)。
弁護士費用って低所得だと国から補助が出るんだぜ
左翼弁護士の収入源が謎だったけどこれかって思ったわ
』(同前173)。

言うならば、ナマポ弁護士というわけである。
弁護士といっても、サラ金の過払い利息の回収をやっている弁護士は弁護士界の身分制度では
下の方に位置しているというが、ナマポ弁護士はその下をいっているようである。ヤクザの
顧問をしている弁護士とかパチンコ屋の弁護士という、下には下がある凄い業界なのである。

by munojiya | 2014-12-22 00:04 | 笑い話 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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