2015-05-10 賢民と愚民の違い
ことと、漢字を復活させないことには、今後の発展は望めないのではないかというのがある。
『さて、漢字と言えば韓国で近々漢字教育が復活するとやら。もっとも小学校の教科書に漢字
を併記するだけらしく、それでどの程度の効果があるのかは、甚だ疑問ですが。
個人的には、韓国人の知的レベルを向上させるために漢字教育を行なうことは、それなりに
効果的だと思います。
ただし韓国人が情緒的にどの程度漢字を受け容れることが出来るかという問題が、大きな障壁
になるでしょう。[一部省略]
「愚民に漢字は難し過ぎる」と考えるのは漢字文化圏においてはよくあることで、かつて日本
語においても漢字廃止論はありました。しかし日本においては、当の「愚民」たちがお上が
押し付けた「平易な漢字」だけでは満足せず、こぞって「難しい漢字」を使いたがった結果、
「平易な漢字」としてお上が定めた「当用漢字」が廃されたという経緯がありました。
対する韓国では、お上が漢字廃止を決めるや、「愚民」たちは喜んでそれを受け容れ、漢字を
「前時代の遺物」と嘲笑し、進んで捨て去りました。』(典拠)。
庵主の仮説は、幼少時のカプサイシンの多量摂取は、子供にアルコールを飲ませるようなもの
で正常な精神の発達を阻害するのではないかという危惧によるのである。
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『結果、韓国人の文章読解力は甚だしく落ちたなどと言われていますが、本当は順序が逆だと
思います。』。そういう考察もあるのである。
『もともと彼らの文章読解力は極めて貧弱だったと言うか、ハングルを含めた文字そのものに、
彼らは極めて疎遠だったのです。』
そこに、「日帝統治時代」、無理やり漢字とハングルを覚えさせられたという。しかし、
『その後彼らは漢字を捨て去り、ハングル専用で文章を読み書きするようになりました。
ハングル専用によって、韓国人の識字率は100%だなどと韓国人は嘯きますが、実際には
ハングルは読めても文章が読めない「機能性文盲」の韓国人は少なくありません。』(同前)。
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その記事を読むと、韓国人は、日本人が思っているよりももっともっと知相〈ちそう〉が
低いのではないかと心配になってくるのである。過大評価しているのではないかと。
当用漢字などは、庵主でもその多くを知っているのに、韓国人は、その程度の漢字さえも受け
付けない体質だというのだから。もしそれが本当なら、相手に合わせる必要があるという事だ。
その記事というのはこちらである。その忠告は本当に身に滲みるのである。
『内容は極力原文に忠実に翻訳しておりますが、真面目に読もうとすると何故か頭が痛くなり
ますので、日本語版の方で内容把握をされた上で、以下の「ハングルイメージ文」はさらっと
眺めるだけにされておかれた方が良いかもしれません。』(同前)。