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2015-06-10 「NHK」がついに「雲古」と読まれる日

齢をとると、世の中で新しく起こる事がみんな劣化に見えるようになってくるのである。
写真は、フィルムからデジタル画像に進化したのである。
庵主は、それを、つまらなくなったと思うのである。
正しくは、馬鹿馬鹿しくなった、と思っている。すなわち、劣化しているのである。

では、無声映画に音が付き、やがて色が付き、そしてワイド画面になることは劣化なのか。
しかも、今では、すでに絶滅した恐竜だってスクリーンで再現できるのである。
夢がどんどん実現していく歴史を、映画は辿ってきたのである。
夢が実現することが劣化なのか。

では、その夢の追求の行き着く末に、人は夢のような死を迎えられるのか、という事である。
お酒はその酩酊〈ゆめ〉をてっとりばやく実現してくれるから重宝なのである。
そして、お酒の酩酊がいいのは、それは必ず覚めるということである。
酩酊が覚めなくなった病気をアル高という。夢は覚めなくなったら有害なのである。

これには笑ってしまった。『3人の憲法学者による違憲判断のハプニング』(典拠)である。
国会に呼んだ3人の憲法学者が、自民党が呼んだ参考人までも、安倍総理が進める「安保法制」
(通称「戦争法制」。庵主もこっちの方を使う)の集団自衛権は憲法違反だと断言したという。
そこで『NHKは審議を中継せよ』である。この「NHK」は絶対「雲古」と読む筈である

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ちなみに、この場合の「雲古」は、「UNKO」ではなく、「KUSO」と読むのである。
「NHK」をどう読むかは、昔はその出演者から「日本薄謝協会」と呼ばれていた。
今は馬脚を表して「日本韓流協会」とされている。チョウセン人に毒されているとか。出演者
はソレでもいいが、制作者がソレだとつまらないというのが「KUSO」という読み方である。

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自民党が進める戦争法制の審議に、本来なら自民党のやることを協賛する筈の参考人まで
それを批判するという自民党の自虐ギャグは船田元議氏のミスによるものだったという。
安倍自民党が進めている戦争法制は無理筋だということなのである。
兵隊を外地に進めてドンパチしたら、それは侵略行為というものだろう。

このミスには二つの意味がある。一つは、長谷部恭男が安保法制を違憲だと批判する事態を、
船田元や古屋圭司や北側一雄が全く想定していなかったという油断と慢心の笑い話で、もう
一つは、自公が安保法制を合憲と判断する憲法学者を呼ぼうとしても、そのような憲法学者が
いないという事実だ。
』。無理篇に拳骨で「兄弟子」と読むという。政界では「安倍で死」か。

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NHKは『海洋進出を強める中国に対抗して、フィリピンに武器輸出する協定を詰める問題を
説明し、中国脅威論をプロパガンダし、安倍晋三の対中外交を翼賛する
』事を目論んでいたと。
意外だったのは、この事件をNHKが大きく伝えたことである。夜9時からのNW9で紹介
されたが、いつもの歪曲の操作と編集がなく、事実をほぼ正確に伝えていた。
[中略]

察するに、昨夜のNW9の番組は、その時間枠(5分から10分)を、日比首脳会談の報道に
割り当てる企画と予定だった。
[中略]安倍晋三の対中外交を翼賛する中身を組んでいたはずだ。
その日比首脳会談の報道と中国脅威論の執拗な扇動は、当然、安保法制の政局に追い風の世論
効果をもたらすもので、それを計算して安倍晋三が入念に仕込んだ奸計の一環である。

ニュースにアキノの激越な中国批判が登場し、それに対する中国側の反発が映され、アキノと
握手する安倍晋三のにやけた顔が
[同じ顔なのに、安倍さんが好きな人にはそれが自信に満ちて従容とした顔に見えるのである。戦争法制が安保法制に見えるようなものである]出て、
フィリピンへの武器輸出が正当化される論調に仕上がっていただろう。

NHKだけでなく、報ステもNEWS23も、もし憲法審査会のハプニングがなければ、その
時間分、代わりに日比首脳会談と武器輸出協定の話が挿入されていたのだ。雲泥の差というか、
まさに天佑の逆転劇が起きた。
』。
フィリピンに対する武器輸出協賛を長谷川恭男参考人が吹っ飛ばしてしまったというのである。

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閣下もカッカしているという字幕芸である
因みに、閣下は見た目はあの人だが、安倍晋三閣下の事である。
「集団的自衛権の行使は憲法改正で可能にすべきだ。解釈見直しには抑制的態度を求める」
(船田)との異論がある。
』(同前)。船田元議氏は、本当は存外策士だったりして。

御免、引用したサイトの文意を読み間違えていた。
「NHK」を「KUSO」呼ばわりしているのではなかった。今回は信頼を寄せていたのだ。
「NHK」様に、ぜひ、安保法制の周知を図るために国会中継を、しかも一挙中継で、問題点
をきちんと国民に説明して欲しいというものだった。庵主の読書能力も劣化していたのである。

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世の中には「劣化」という言葉を知らないものもあるという。
鳥山[明]の絵は今見ても色褪せず劣化という言葉を知らない』(典拠36)。
鳥山絵はさっぱりしてるのに尾田絵はごちゃごちゃしすぎて読む気にならぬ』(同前34)。
鳥山の絵は見てて安心感がある。』(同前35)。お酒同様、好みの違いなのだろうが。

二人の写真を見たら、鳥山明は日本人風顔、尾田栄一郎はチョウセン人風顔だった。
ひょっとして、
何故鳥山は愛され、尾田はスタッフに嫌われるのか?』という命題は、
そのあたりの感受性の違いに論争の淵源があるのではないのか。

by munojiya | 2015-06-10 00:04 | 時局物 | Trackback | Comments(0)

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