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2015-07-23 老婆心ながら

しなくてもいい親切のことを老婆心という。
早く死にたい人は勝手に死んでいけばいいのだが、そういう人を見た時に、そんな事をやって
いると長生きできないよと、命を永らえる知恵を与えてあげる親切をいう。
親切の押し売りとも取られかねないから、それをことわる一言が「老婆心ながら」である。

うまいお酒を知らずに死んでいこそうな人を見たときに、せっかく日本人に生まれてきたの
だから、せめて一杯はうまいお酒を味わってみては、というのも老婆心なのである。
知らなくても生きられるのに、それを知る事で却って世の中が狭くなってしまうという事も
あるから、老婆心は、たしかに余計な一言でもあるのである。

例えば、『カゴメが、トマトとリンゴ、中国産のを使っています』(典拠)と聞いたら、
気にする人は、カゴメのトマトケチャップやりんごジュースをもう飲めなくなるのである。
「カゴメ」と見ただけで辟易するのである。老婆心には及ばないのである。
親切を物で貰うと困る事がある。庵主の場合は、気持だけ伝わればそれでいいと思っている。

親切にも、庵主にお酒を送ってくれる人がいるが、その気持だけでうれしいのである。
貰っても呑みきれないからである。親切は気持だけでいいというのはそういう事である。
中国産品は、地元民ができれば日本製を食べたいという代物なのである。
思えば、1L100円で売られている林檎ジュースの原料を聞くのも野暮な話なのである。

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聞くまでもなく、原料は輸入濃縮液を還元した物である。
紙パックに入れて1L100円で売るというのだから、中身のジュースなるものは紙パック
より安いのではないか。そんな原料が国産品であるわけがないのである。
国産のストレート林檎ジュースなら同量で400円はするのである。

安売りの本ビールが、ビールを飲んでいるつもりが、アルコールを飲まされているように、
安売りの濃縮果汁還元ジュースはジュースを飲んでいるのではなく、ジュースという気分を
飲んでいるものなのである。それをジューだと言って子供に飲ませる親は心苦しいのである。
安い物には理由〈わけ〉がある、否、罠があるのである。その罠を知るのが知恵というものか。

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紹興酒:四川省の酒造業者が「市場に出ている酒はほとんど偽物で危険」と暴露して波紋を
呼んだ。
中国でもメチル入りの酒で11人が死亡している
[いつの話なのか判らないのはご愛嬌]
また酒作りの産地の土壌からは、大量の有機水銀やカドミウムが検出されている。
』(典拠)。

蕎麦は『日本に[日本で、か]流通しているそばの8割が中国産』(同前)だという。
日本国内で加工はしているが、原料の蕎麦粉は中国産なのである。
カゴメの野菜ジュース同様、本当の国産品ではないのである。正しくは「国内加工品」なのだ。
「国内で製造しています」という表示の言う所は、原料は実は中国産だよという事なのである。

中国産の饅頭は『原料になる米は安全性が確認されていない遺伝子組み替え米を使用している。
06年12月に「不二家」が製造した大福に中国産の遺伝子組み替え米が使ってあった。

(同前)。100ローソンなどで大量に売られている山崎製パンの饅頭などは大丈夫なのかと
心配になってくるのである。心配する必要はなかった。庵主はそういう物を食べないのだから。

それより、大量に、しかも安価に造られている「ワンカップ大関」などの原料米は、果たして
本当に国産米を使って造られているのだろうかという邪推が湧いてくるのである。
「間違いなく国産米です。その糠から造っているのですから」といった回答だったりしたら、
また困るのである。いや困る必要がなかった。庵主にはそういうお酒を呑む機会がないから。

by munojiya | 2015-07-23 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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