2015-07-26 ねっ、つまらないでしょうCGは
「まずは、こういう面白い映像があるので見てください」ということにしておく。
技術は進歩しているが、中身は劣化しているという実例がこれである。
庵主がいう「変態」を、映像でやったらこうなるのである。
そのやりたいという思いは良しとしても、本当にやってみたらつまらなかったという事である。
良くはできているのにつまらないのは、それによって夢がぶち壊されるからである。
想像で補う部分がなくなるからなのだろう。
子供の頃からこういう映像を見せられる子供達が可哀相に思えてくるのである。
無声映画に音声が付いた感動、白黒映画が天然色映画に変わった感動、スタンダードサイズの
画面がシネマスコープになった感動を知らないのである。
大袈裟に言えば、美味しいものを知らないで死んでいくということである。
それらの感動を知っている人でも、うまいお酒を知らないという事もある。
そういう人は、目の前にある美味しいお酒を味わうことなく死んでいくのである。
「うまい」というのは一番手っとり早い感動である。
感動とは、生きていてよかったという思いの事である。死んでいたら味わえないから。
CGを見て良かったと思うか。知らないほうが楽しかったと思うことが多いのである。
