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鳥取のお酒は買ってはいけないのか?

鳥取県産品不買運動というのがある。
なぜ不買運動なのか。
以前、
北朝鮮産品不買運動というのがあった。

北朝鮮による拉致事件に抗議するため
北朝鮮から日本に入ってくるものを買うのはやめようという運動である。
北朝鮮に対する国民的経済制裁である。
国がやらなきゃ俺がやる、という気構えである。

不買運動をするといっても
不買ができる北朝鮮の商品なんか
身近にあるのかと思っていたが、
槍玉に上がった「あさり」がそうだということだった。

こと北朝鮮産のあさりに対する不買運動の成果は抜群で
輸入量があっという間に減ったということを
関係者が作成したチラシで見たことがあるが
喉元過ぎれば熱さも忘れる、その後はどうなっていることやら。

庵主だって、よく見たら手元にあった北朝鮮産品を廃棄したものである。
安売り屋で買った北朝鮮製のジャケットである。
おなかが出てきたので体型の変化で着られなくなったのである。
それなりの仕立てだったので惜しいことをした。

中国産のそばでも
信州でそば粉に加工して商品に仕立てることで信州産になりすますのだという。
水産物も
北朝鮮産のあさりを鳥取県の境港で水揚げすれば、そのあとはどうなるか知らない。

ここで境港がでてきたからというわけで
鳥取県産品の不買運動をやろうというのではない。
趣旨はこうである。
鳥取県が人権擁護法案を県条例で制定したことに対する抗議運動なのである。

人権擁護法案というのはおかしな法案で
インターネット上では盛んにその危険性が取り沙汰されているのに
マスコミではほとんど報道されることがない法案なのである。
反対大好き派が新たな反権力闘争の目玉にしているのかもしれないが。

つい最近、国会ではそれを成立させようとした動きがあったが、
郵政民営化反対議員の活躍でその法案は日の目を見なかったものの
とっと利権では、いや、鳥取県では
それが条例として成立してしまったのである。

鳥取県といっても
庵主が思い浮かべるのはうまいお酒だけである。
じゃ、その趣旨に賛同したら、
鳥取の美酒を呑んではいけないのかといったらそうではなかった。

買ってはいけない産品のリストがあってそこに幸いお酒は入っていないのである。
不買派が例示した買ってはいけない県産品のリストから食品だけ抜粋。
「県外で買える!鳥取県の特産品リスト(鳥取県WEB)
ベニズワイガニ、松葉ガニ、熟カレー(鳥取グリコ)

ナタデココ、鳥取20世紀梨、砂丘らっきょう、
鳥取和牛、西条柿、ピオーネ、
境港のマグロ、大栄スイカ」と、うまそうなものが列挙されている。
庵主が好きなお酒は入っていなかったのでほっとしたのである。

不買運動の気勢を上げるときに
うまい鳥取のお酒を呑んで勢いをつけるためにも
お酒は不買の対象にすることはできないのである。
和解する時に両者が千代に約束を結ぶためにもお酒は必要なことだし。
Tracked from 無防備地域宣言は危険を招.. at 2005-11-27 14:57
タイトル : 頑張れ、鳥取県の良心!!
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by munojiya | 2005-11-21 00:03 | Trackback(1) | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya