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2016-01-20 「うまい話」には裏がある

青雲和尚の説話である。
「うまい話」には裏があるから気をつけろという。
似たような言葉でいえば、安いものは理由〈わけ〉がある、という事である。
一つは、カレーチェーンの壱番屋(愛知県一宮市)が廃棄した冷凍カツには気をつけろという。

愛知県一宮市と見てピンと来る人は日本をよく知っている人である。
そういう人は、さもありなんと思うらしい。庵主は一宮市を知らない。
昔、焼酎の蔵元の西酒造(富の宝山」の蔵)が、事故米を使って造った製品を大量に廃棄する
と言った事がある。庵主は、その大量の焼酎をどうやって廃棄したのかを知らないのである。

「CoCo壱番屋」の廃棄カツが廃棄業者によって横流しされたという。
西酒造の廃棄焼酎がどうなったのかは、知る由もないのである。
冷凍カツは遺物混入とされているが、廃棄された焼酎は熊本県が検査したら何の問題もない
品質だったと発表した製品である。呑んでも何の問題もないという商品である。

廃棄業者はそれをどうしたものか。気になるといえば、気になるのである。
もう一つは、死傷事故を起こした格安スキーバスである。
和尚は、その二つ(西酒造の事は勿論含まない)は在日企業ではないかというのである。
在日「マスゴミ」はそれを報じないという。在日企業には気をつけろというのである。

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在日企業には気をつけろという論旨はリンク先で読んでもらうとして、
「うまい話」には気をつけろというのが結論だった。
受験勉強的には、「うまい話=危険」と覚えておけばいいのだろう。
「必勝法、作る利口に買うあほう」という言葉がある。庵主が造った。

競馬の必勝法を売りつける人は賢いが、そんなものを買うのは馬鹿だという事である。
その証拠に、庵主の本棚には各種の馬券必勝法本が並んでいるのである。。
儲け話に騙される人は、そんなに儲かる話ならなぜ他人に話さずに自分だけで儲けないのか
という当然の疑問を持たない馬鹿な人だということはいうまでもない。

儲け話を縁もゆかりもない赤の他人に話す善人がいるかという事である。
競馬必勝法の本は、人はどういう理屈で騙されるのかという事を知る為の娯楽本なのである。
庵主が一番感心した必勝法は、その方法を多くの人が知ることによって当たる確率が高くなる
という方法だった。その方法は省略。そういう理屈なら本にする意味があると納得しちゃった。

世の中には本当に頭のいい人がいるものである。庵主なんか、本にすぐ騙されちゃうのである。
庵主の本棚には真実を書いた本がいっぱい並んでいるのがその証左である。聖書まであるのだ。
庵主が「うまいお酒」を赤の他人に惜しげもなく教える理由も先の必勝法と似た理屈である。
うまいお酒を呑む人が増えれば、どこでもうまいお酒が呑めるようになるという事なのである。

by munojiya | 2016-01-20 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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