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2016-04-05 キラーワードは「有代」

パーティーなどで、顔見知りの人に会ったのに、その名前が思い出せないという事はよくある。
顔の記憶はあるが、その名前が聞いたはずなのに出てこないのである。
そういう時には、どうやって相手の名前を思い出すなり、相手に自分から名乗らせたらいいか、
というのが本日のネタである。

かの田中角栄は、相手の名前を覚えていない時には「君、名前は?」と尋ね相手が苗字を
答えると「いやいや、下の名前だよ」と言って“苗字は覚えていたフリ”をしていた、という
のはあまりにも有名なエピソードです。しかし、田中角栄ほどの大物だから使える技。
「下の名前を聞くつもりだった」というのもよく考えれば不自然です。

相手の名前が思い出せない時の、何か有効打はないものか。そんなとき、ある友人から「私は
いつもこう言ってますよ」とある“キラーワード”を教えてもらいました。それは
』(典拠)。
というところで、その文章は切れている。
落語の「宮戸川」である。気を持たせて終わるのだ。

「宮戸川」というのは若い男女の噺で、雷雨の晩にこれから、という所で噺を切る事がある。
その場合のオチが「これから先は本が破れていまして、読むことができません」というもの。
その文章もそれで、最後の一行が笑わせる。『この記事は有料です。』(同)。
というネタを今、うまいお酒を呑みながら書いている。その酒銘は、おっと行数が尽きた。
by munojiya | 2016-04-05 00:05 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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