2016-04-26 笑い話「BMの正体」
綿飴の正体がほんの一つまみのザラメであるように、
BMの正体も、実はそれに似ているというのである。
「しょうもない日本語歌詞」には笑っちゃった。
『M捨てのBABYMATALが話題になってて、YouTubeで見た。伸びのある綺麗な
ヴォーカルで、しょうもない日本語歌詞のまま、世界のメタルファンから絶大に支持されて
しまう(笑)ことに納得の圧倒的ライブパフォーマンス。感動した!』(典拠3:12)。
(笑」の所は「微笑〈ほほえみ〉」とでもした方がいいかもしれない。
手品のタネは、知ったら馬鹿馬鹿しいと思えるものほど、人はそれを不思議がるのだという。
BMは、そういう楽しい手品をみんなで不思議がって観ている様なものだから楽しいのである。
歌詞がダメな時は、メロディーで、歌詞もメロディーも両方ともだめな時は歌手が歌唱力で、
しかし、歌唱力でも救えないときはせめてパフォーマンスで魅せるしかないのである。
BMは煩い筈の伴奏が、演奏というのか、聴いていると全然煩くなく感じるから相当の技者
なのだろう。それに加えて「全力少女」だからだれも文句をいえないのである。
演奏と少女の全力が味わえるから、文句の言い様がないのである。
お酒も、そういうお酒なら、好き嫌いは別にして、だれも文句をいわないのである。
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「M捨て」は「Mステ」の誤植です。
「Mステ」は「ミュージックステーション」(音楽発信基地)なのだろうが、
庵主のワープロは、きっと「音楽の使い捨て」と誤解したのだろう。
庵主の音楽は殆ど都はるみの「北の宿から」で止まっているのである。最近の曲を知らない。
即ち、庵主の音楽はすでに終わっているということである。新陳代謝がなくなっているのだ。
又聞きによると、今、真面目に音楽をやっているのはメタルバンドだけのようである。
そこには、まだ音楽が残っているというのである。
BMは、殆ど死んだ状態だったメタラーの心に火を付けたという事なのである。
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『23年前からメタルファンだという男性は「フェスにもたくさん行ったが、
BABYMETALほど楽しかったライブはなかった」と言い切る。また、メタル界では有名
なイギリスの音楽誌「ケラング!(Kerrang!)」の編集部で新人発掘を担当する
ジェニファーさんは、BABYMETALをイギリスで初めてメディアに取り上げた人物だ。
彼女はBABYMETALについて、「誰もが夢中になれるはず。歌や踊りがすごく上手で、
ルックスもキュート、曲もキャッチー。なによりもライブが本当に楽しい」と語った。』
(典拠)。
BMのライブは「アメージング」だというのである。奇妙な快感とでも訳しておけばいいのか。