小豆のことを「赤いダイヤ」と呼ぶことがある。
石炭は「黒いダイヤ」というのだったか。
「甘い麻薬」と呼ばれるのが砂糖である。
砂糖に馴染むと、摂取しないではいられなくなるという中毒性があるという。
ならば、馴染むと呑まないではいられなくなるお酒は何と呼べばいいものか。
「良い(酔い)麻薬」か。
どんな食い物でも、栄養分でも、健康にいいとは言われていても摂りすぎないことである。
ご飯茶碗に白砂糖をいっぱいに盛ってそれだけを食べる人がいたら気違いに見える筈である。
しかし、その砂糖を、ケーキにしたり、アイスクリームにしたり、コーラ飲料の形にすると、
それと同じ事に何の狂気も感じることなく口にできるのである。
いうならば、その三つは三大気違い食品なのである。
『
コーラやサイダーを温めて炭酸抜くと、あまりの甘さで驚く』(
典拠)。
『洋菓子も和菓子も恐ろしく砂糖を使うよね
初めて作った時は正直恐怖だった、こんなに使ってどれだけ激甘?って
しかし出来上がったものはそれほどでもなくて更に驚いた。』(同)。
粉物の菓子やパンは甘くないと感じる物でもかなりの量の砂糖が使われている不健康食品なのだ。
-----
ケーキやアイスクリームなどは砂糖の大量食い推進食品なのである。
キムチは子供の脳を破壊すると“いわれている”カプサイシンを大量食いさせる食品である。
その結果はどうなるかというと、ああいう風になるのだという。信じるも信じないのも自由だが。
形を変えると、いくらでもそれが口に入るという例が味噌汁である。
なにが入るのかというと、お酒が、である。
意地の汚い呑兵衛が、もう呑めないとなったときには、お酒を味噌汁にまぜて飲むのだという。
庵主は、お酒も、甘い物も少量で十分なのである。ちょっとだけ呑みたい、少しだけ口にしたい。
350ML缶のビールを飲むのに3日かかるから、その酒質の変化がしっかり分かるのである。