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2017-12-09 「キチガイ」と言う事は差別か

「差別か」は「差別化」ではない。「差別(だろう)か」という反語である。
お酒の表示でも、「無ろ濾」といった表記が見られるが、庵主はこの手の漢字とかなの混ぜ書き
が大嫌いである。紛らわしいことが多いからである。
その辺は前後の文脈から解釈すれと言われても、一瞬判断に戸惑うことがあるからである。

その一瞬が、イライラするまではいかないが、煩わしいのである。だから嫌いだ。
それが好きだという人もいるから、良し悪しを言っているのではなく好みを言っているのである。
そんな表記ははなから悪いに決まっているからである。
「行為」を「行い」と書いたら、「行為」なのか「おこない」なのかと一瞬戸惑うのである。

取り上げた記事は、「キチガイ」という言葉を差別用語だと主張するものである。
その文脈ではそれでいいのである。
しかし、庵主の場合は「キチガイ」という表記を「一緒には暮らしたくない人達」という意味で
使っているので、それは差別用語なんかではなく、区別用語なのである。

甘口・辛口という場合の辛口と同じである。庵主はそんなもの呑みたくないが、辛口を差別して
いるわけではない。そういうお酒を呑むのは避けたいという事なのである。
だって、うまいと思えないお酒を呑んでもしょうがないからである。体質的にも呑めないだが。
同様に、気の合わない人達と暮らすのは疲れるからである。まして文化が違う人達とはなおさら。

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自分の考え方と異なる人達を、もしくは文化の異なる人達「キチガイ」と呼ぶのは心情としては
よく分かるのである。それだったら、「関わってくるな」と言えば終わりである。
それがしつこく絡んでくるから困るのである。
ね、そういう人達がいたらキチガイでしょう。一緒には暮したくないじゃないですか。

で、庵主はフランス語も疎いのだが、そのフランス人「エリック・C」さんの言葉のどこに
その「キチガイ」があるのか判らないのである。
その名前も、例えば「ドナルド・トランプ」なら「D・トランプ」とするところだろう。
それを「エリック・C」というのは「C」は「クレージー」という厭味なのだろうか。

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共産党員にとっては「清掃員」というのが差別用語だというのである。
ちゃきちゃきの共産党員(だったか、そのシンパだったか)の五寸釘ほなみが『今井絵理子クソ
すぎて。きっと、今井絵理子ファンだった人で嫌いになって人も多いだろう。清掃員でもやって
ろよ。』(典拠)と言ったというのである。

その「清掃員」が差別用語だというのである。
「鉄道員」とか「警備員」とか「公務員」という職業名はいまでは差別用語なのか。
その発言には前段があって、今井が言った『参院新人議員が挨拶回り 自民・今井氏「雑巾がけ
から頑張る」』(同)というものである。

「雑巾がけ」に対する返歌が「清掃員」だったのである。短歌の伝統に則った返しなのである。
『[五寸釘ほなみ達は]最低賃金上げろ!と叫びながら清掃員を差別する。』(同)とあるから、
清掃員は低賃金労働者だという認識なのだろう。
日本人はその認識は狂っているよ、というのである。

五寸釘ほなみこそクソだ ∥  「清掃員でもやってろ」 ∥ 清掃員の人に失礼極まりない
だろ』(同前)と一喝されている。。
五寸釘さんも、それを言うなら「共産党員でもやっていろ」と言えば誰も文句はなかったのに。
「赤旗」を配達している共産党員は最低賃金以下の、否、持ち出しの労働者だというから。

by munojiya | 2017-12-09 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

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