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2018-08-01 顔写真がない名刺は駄目だ

庵主は、もう名刺が必要ない生活に入って長い。
すなわち、労働市場からとうに離脱して、いまでは古い人となったからである。
最近の歌謡曲を知らない。聞いても、歌詞が聞き取れない。
今時の若い人が唄う歌は日本語になじまないメロディーが多いからである。

庵主の歌は昭和の歌謡曲で終わっているのである。
映画もつまらなくなった。CGの多用で空想する楽しみがなくなったからである。
何でもCGで作れちゃうのだからどうやって作ったのかというワクワク感が失せてしまった。
逆に、CGの使い過ぎで、目にうるさい画面の映画が多くなった。それが流行りなのか。

目にうるさくないと、というか、印象に残らないとだめなものが名刺である。
日本では数多くの名刺が交換されているが、その殆どは翌日には名前が忘れらてしまう名刺だ
という。名前はおろか、その人がどんな顔だったかも思い出せない名刺ばかりなのだという。
そこで、「名刺には必ず顔写真をいれろ」というのがこの人の指摘である

庵主が、「お酒のラベルや酒祭りには、酒銘に必ずフリガナを振っておけ」と言うのと同じだ。
基本のキであり、いろはのイなのである。
名前を印象づけるたけに二つ折りの名刺を使う人もいるという。しかし、世はさまざま、辛口の
お酒が嫌いな庵主のように、そういう奇をてらった名刺を嫌う人もいるのである。欄外で紹介。

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【欄外】
いつも拝見して勉強になりますが、この話にはやや違和感があります。二つ折り名刺はもう
30年ほど前に貰ったことがあり、なかなかユニークな宣伝が内側に書いてありましたが、
その会社は倒産しました。熱血&アイデア社長でしたが商売はうまくいかなかったようです。

受け取る側からしますと、私の場合ではありますが、もしこのような派手広告になった名刺を
どこかで受け取ったらすぐ捨ててしまいます。デザインやコンテンツ次第では受け取った人に
ネガティブな印象を与え得るものです。うざいと感じるからです。なので名刺営業はそんなに
仕掛けだけでは?と私は思います。』(典拠米)。

で、庵主が性格の悪いところはそういう人に対して「その程度の名刺しか貰えない人なんでね」
と思ってしまうところである。いまは思うだけである。口に出しては言わないのである。
庵主は、名刺を貰うと、ついその印刷を見てしまうのである。
トナーを使っているものを見ると、内心で苦笑するのである。

名刺はオフセット印刷か、活字印刷でなくてはいけない。
インクジェットで印刷された名刺は論外である。
そんな名刺を使っているのは男の安売りというものだろう。安直な詐欺用名刺かと思ってしまう。
顔写真が入っていない名刺も、たしかに実用的ではないのである。庵主もすぐに忘れるのである。

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実は、一時、庵主はそのインクジェットで安直に「むの字屋」の名刺を作っていたのである。
インクジェットの名刺は、水に濡れるとインクが流れるからいかにも安っぽいのである。
簡単に、そして安価でカラー名刺が作れるのでこれは便利だと思っていたが、しかし、
今にして思えば、それは間違っていた名刺だったのである。

というより、今はカラーで印刷した名刺も安く作れるようなったから、インクジェットで
名刺を作るメリットがなくなってしまったのである。
濡れるとインクがにじむ名刺は「泣く名刺」と呼んでいいだろう。
名刺はカラーオフセット印刷で顔写真入りのものが実用的〈ベスト〉なのである。

by munojiya | 2018-08-01 00:04 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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