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2018-08-30 庵主がその業界が苦手な原因が分かった

庵主はサッカーに興味がない。ホントに興味がないのである。ルールが分からない。
昔、といっても江戸時代か、鰯や秋刀魚は、貧乏人の、おっとっと今は庶民と言うのだったか、
庶民はけっして恥ずかしいことではないのである、庵主もそうだからであるが、イワシやサンマ
は庶民が食べる下魚〈げざかな〉とされていたのである。魚にも身分があったのである。

庶民を洒落て言うときは、それを英語でエコライフと呼ぶのである。
金を掛けない生活者のことである。
同じ車を乗るにしても、軽自動車を乗る人はエコである。地球にやさしい人なのである。
例えばGT-Xを乗る人は見るからにアンチエコなのである。無駄な金持ちともいうのである。

スポーツも庶民のスポーツ(下々がやる運動なので下動)とアンチエコの高級スポーツとがある。
野球はばか広いグランドをたった9人で遊ぶのだから、無駄の最たるものだろう。
無駄ができるのはお大尽スポーツだからである。マラソンなんか走る人の回り1平米でできる
エコスポーツなのである。サッカーもエコスポーツで下動とされていた。今は違うのかも。

たしかに、これを見るとやっている人はいかにもの下動にふさわしい人なのである。
陽気な入れ墨野郎である。日本では入れ墨は御法度である。サッカー業界は入れ墨選手なんか、
暑苦しいので使うなと言おうと思ったが、庵主は全然興味がないのだった。その程度の業界には。
庵主が好きな業界は、おいしい業界である。旨いお酒を造ってくれる業界は好きなのである。

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入れ墨を、業界では「刺青」と書いて「ほりもの」と読むらしい。
庵主は「刺青」と見ると、ためらわず「ちんぴら」と読んでしまうのである。
「刺青を入れる」は「ちんぴらをきめる」と言うのである。「刺青」は「がまん」とも読む。
お金をかけて、痛い思い(がまん)をして、人から笑われるのだからチンピラである。

当人は、それがかっこいいと思ってやっているのだが、傍目の評価はけっして高くないのだ。
庵主が、見栄で「久保田」の「萬寿〈まんじゅ〉」や、「菊理媛〈くくりひめ〉」を呑んで
悦に入っている様も、傍から見ればチンピラに見えるようなものである。当人至極満足。 
庵主には「開運」とか、「丈径」とか、「鷹勇」が上限、いや、それで十分なのである。

by munojiya | 2018-08-30 00:02 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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