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2018-08-30 今でも侵略を布教と書いている教科書

フランシスコ・ザビエル。
日本人だったらその名前を知らない人はいない筈である。
教科書では、日本に初めてキリスト教を布教に来た宣教師ということになっている。
それは大嘘だというのである。それって、侵略者の手先の名前だというのが正しいという。

長崎の原爆は天罰だったと考える人もいるのである。庵主は宇野正美先生にそう教わった
それでも、長崎は日本で最もキリスト教徒の多い都市だった。
そんな都市に何が齎[庵主ルビ:〈もたら〉]されたのか。
原爆である。[宇野先生はキリスト教徒だと思われるが、プロテスタントだったのか]

最も[庵主校正:尤も]、キリスト教もカトリックとかプロテスタントとかあるし、『自分と
考えが違うから焼き払いたかった』(彼等は異教より異端(自身と違う派閥)を嫌う)と言うの
[いうのも]あるのかも知れないが。』(同米)。
近親憎悪で他人より肉親を憎むのは人のサガみたいである。関わると恨みがつのるのである。

日本の歴史家というか、歴史の教科書を書いている書き手の歴史センスはかなり低いということ
は判るのである。業界のしがらみだと言われたらそれまでではあるが。人は妻子を養うためには
稼ぎがなくてはないないが、本当の事を書いたら食えなくる事があるからである。
ところで、ザビエルはうまい酒の一本でも手土産に持ってきたのか教科書は教えてくれないのだ。

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「侵略」を「ふきょう」と読むなら、「基督」を「きちがい」と読んでもいいようである。
『[キリスト教は]いや酷い。
キリスト教は、現在もよく見るとおかしな所あるよ。
世界中探しても日本の神道みたいに寛容な宗教は無い。

また、日本には宗教的な侵略が、無いから、
侵略が当たり前のキリスト教からは神道が恐れられる。
キリストさんは、こんな事望んだのかな、涙流しているかも。』(典拠米。以下も同じ)。
その「キリストさん」は神の手先なのだからそんな善人ではないようである。

みんなちゃんと峻別しているのである。見た目は同じキリスト教でも中身には違いがあることを。
徳川幕府の鎖国は「カトリック系キリスト教国」が対象であって、プロテスタントのオランダ、
イギリスとは貿易があったのはご存知の通り。イギリスは幕府との貿易にうま味を感じなかった
のか早々に撤退してインドや清国に注力していましたけどね。

プロテスタントの教義だと「日本人なんか最後の審判の日に神が救う対象外だから布教しても
意味ねぇ~よ!」だそうで、布教などせず単純に商売に徹する人達なので貿易を続けた。お陰で、
幕府の上層部はオランダ人の目を通してではあるけど欧州やシナや東南アジアの情勢をかなり
良く把握出来ていた。[中略]対カトリック教国の政策では秀吉も家康も炯眼だった訳です。』。

by munojiya | 2018-08-30 00:04 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

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