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2018-10-22 ここまできたら「ヤルヤル詐欺」だろう

沢田研二、“横暴すぎる”公演ドタキャンでの態度がヤバイ!
スタッフが土下座でお願いしても…… 関係者暴露!』(典拠)。
沢田顕示ファンの皆さんには御愁傷様である。
公演のチケットを買ったのに、演〈や〉ると言っていた公演がドタキャンされてしまったのだ。

当人の突然の体調不良とか、脳出血とか、天変地異で会場が損壊したとかというのなら、公演の
中止もいたしかたがないが、今度の中止の理由はめちゃくちゃなのである。
「俺はやりたくない」で中止にしちゃったというのである。
委細は、冒頭引用の記事で読むことができる。2018年10月17日の出来事だという。

遠くから電車賃を掛けてさいたまスーバーアリーナまでやってきた人は往復の電車賃も返せと
いう心境だったに違いない。「さいたま」ぐらい漢字で書けと思ったら、平仮名地名だった。
あるいは、俺は好きになるスターを間違っていたという後悔の念に苛まされていたかもしれない。
俺は人を見る目がなかったと自責の念を抱いて会場を後にした人もいることだろう。

その内容を読んだら、公演をやると言っておいて、やらなかったのだから「やるやる詐欺」と
いっても間違いではないだろう。身内の「俺」ではないのに「オレオレ」といって財産を奪うの
が「おれおれ詐欺」である。やらないのに「やるやる」と期待させておいて、ファンの夢を奪う
のが「やるやる詐欺」である。後者の方が罪は思いだろう。「本醸造酒」と言い方も以下自粛。

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庵主はファンの心理を甘く見ていたのである。
沢田顕示には、おっとっと、庵主のワープロは人が悪い。
顕示欲の「顕示」でなく、「研二」だった。
コンサートのドタキャンはこれで二回目だというから「研二」なのかもしれない。

「研〈ケン〉」を「険がある」の「険〈けん〉」に掛けた駄洒落である。
沢田研二のファンは腰が据わっているからドタキャンなんかに動じないというのである。
宗教の信者とスターのファンの心理に、庵主は疎かったのである。一善主義に陥っていたのだ。
どちらもマゾヒズム(自虐趣味)に近いのだろうと思われるのである。人の趣味は多様なのだ。

by munojiya | 2018-10-22 00:02 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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