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2018-12-15 ラーメンの解説の書き方の模範

今回も京橋。といっても、一歩入れば銀座。そんな立地にあの、ど・みそがあるわけです。
せっかくなので、特みそこってりラーメン930円を注文。さあ、やってきました。
まずは麺。太麺のちじれ麺。かなり固めの茹で具合。玄人好みですね。普通の人ならちょっと
堅いんじゃない、といいそうな感じ。私は好きです。量もたっぷりあるので満足感高い。

次にスープ。かなり濃厚で味噌感の高いもの。味噌は生感が高く、いわゆる焼き味噌のよう
香ばしさはない。背脂もたっぷりでまろやか濃厚。その一方で、ショウガの風味が強く、
これが生感を抑え、濃厚さと爽快さを両立させている。
そして具。もやしはさっとゆで上げたもの。コーンもたっぷり。半熟玉子は柔らかめの仕上がり。

海苔は2枚でしっかりしたもの。濃厚味噌に負けていない。カウンターからも塊が見える
チャーシューはバラ。柔らかくジューシーでうまい。ただ、目の前の塊を見ているのに対し、
どんぶりのものは結構薄目。もっと厚ければ最高なのに。
というわけで、これぞ濃厚味噌というのを見せつける一杯。京橋、銀座に来たら是非。

ラーメンって本当においしいものですね。
それではまた。』(典拠)。
麺後は、銀座に一歩移動して、君嶋屋の有料試飲でうまいお酒を一杯だろう。
銀座はお酒がうまいのと、真っ昼間から呑めるところがあるので重宝な街なのである。

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折よく銀座に所用があったので、そのついでに「ど・みそ」に行ってきた。
その「特みそこってりラーメン」を食べてきた。
背脂入りと背脂なしとがあったが、背脂入りの方を味わってきた。
庵主は油っぽいのとか、鶏くさいのとか、辛いラーメンは好まないが、今回のは嫌味がなかった。

庵主風にいえば、麺上〈めんじょう〉中央にもやしが置かれ、その上にコーンが乗っている。
麺北に麺味に合った大振りの焼き海苔が2枚、西から南にかけてチャーシューが2枚、麺東に
白い長葱が置かれた光景のラーメンである。背脂がきいているので、味噌味の印象は薄いが、
癖のない味わいで十分においしいラーメンだった。930円という値段には庵主は抵抗するが。

おいしいラーメンだった。930円も出して不味いラーメンだったら悲劇ではあるが、そういう
ことはなかった。「ラーメンって本当に楽〈おい〉しいものですね」と言える味わいだった。
おいしいラーメンを食べることができる幸せを味わえるラーメンである。
とはいえ、また食べたいかといえば、それはない。

お酒でいえば、いくらおいしいからといっても、四合瓶で四千円もする「久保田」の「萬寿」を
また呑みたいと思うかということである。そんな高いお酒を呑むまでもなく、もっと安いお酒で
十分お酒は楽しめるからである。といっても、時には「萬寿」を呑んでみたいように、たまに
なら口にしても悪くはないラーメンである。おいしいけれど庵主には常食のラーメンではない。

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で、そのラーメンを食べたあとには君嶋屋でうまいお酒を一杯と思ったが、その前に立ち寄った
福井県のアンテナショップ「ふくい」で、新たに酒造を再開したという小浜酒造の「花の郷」を
一杯200円で試飲したら、少量の30mlほどのお酒なのにすっかり酔いが回ってしまって、
君嶋屋の試飲カウンターまで辿り着けなかったのである。ますますお酒に弱くなっているのだ。

「花の郷」は、かなりの香りがあるが、鼻につく香りではなく、爽やかな香りで、その雰囲気は
悪くない。いな、華やかな雰囲気の気持のいいお酒である。色も無色透明ではなく、うっすらと
黄色みがあって、様子のいいお酒である。酸味も綺麗で爽やかないいお酒である。そこで買った、
あらたま(新珠食品)のよもぎおはぎが出色のうまさで、それとでも一緒に呑めるお酒である。

by munojiya | 2018-12-15 00:02 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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