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2019-01-01 キラキラネーム伝「凡司」

「小原凡司」という名前の人がいる
「小原」は「おばら」でも「おはら」でもいいが、「凡司」という名前はキラキラネームや否や。
普通、名前には使わない漢字というのがある。
「悪」とか、「凶」とか、「狂」とか、「淫」とかいった、望ましくない状態をいう漢字である。

さて、そこで「凡」という漢字はどうかということである。
それって、「平凡」の「凡」なのである。
「月並み」といった意味合いである。
そういう漢字を名前に使うかということである。最初から人生を投げたような漢字を。

自分の子供に「悪魔」君という名前をつけようとした親がいた。
役所の戸籍係がそれを受け付けなかったという。その後、親はこうなったという
ならば、仮に「神〈しん〉」君という名前だったら、役所は受け付けるのだろうか。
「七福」という苗字があるかは知らないが、「神」と付けたら「七福神」になってしまう。

「世志凡太」という芸人がいる。それは芸名だから「凡」の字でもいいのだろう。
「狂四郎」という名前も小説だからいいのと同じである。たが、「凡」という字は悪字なのか。
月並みを良くないと思うのが間違っているのかも。存外人の生き方の理想は凡かもしれないのだ。
お酒で「梵」といえば、気になる(木・二になる)凡〈おさけ〉なのである。隅におけないのだ。

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はたして、「七福」という苗字はあるか。
こういうサイトがちゃんとあるのである。
ネットは便利なのである。そういうことをまとめる人がいるということである。ご立派。
そのサイトによると、「五福」という苗字はあるという。

そこでも『七福という苗字は本サイトのデータには無い非常に珍しい名字です。』(典拠)と
いうから、実在するかどうかは確認できないようである。
総務省が住基ネットをやっているのだから、そこで、苗字と名前の一覧は容易に公開できる筈
なのにそういうサービスはないのである。役に立たない住基ネットなのである。

国民総背番号制度も、相当な金を掛けて実施した筈なのにその金額に見合う利益が出ているとは
聞いていない。役人が、業者に唆されてコンピュータ・ソフト業界に金をバラまいたものか、
あるいは、アメリカから厳命されて、言われるままに何の検討もしないで実施したものか。
あるいはそれを世話した政治家がそれを口実に税金を中抜きしているものかは判らないのである。

「報道しない自由」はあっても、肝心なことを伝えることもしないマスコミに愛想をつかして
いるというのが今の日本人の思いなのだろう。新聞・TVの論調が馬鹿にされているのである。
しかし、庶民〈じょうじゃく〉にとっては、それ以外に情報を入手する方法がなかったから、
嘘かもしれないがそれに頼るしかなかったのだ。ネット情報がなかったら窒息死していただろう。

by munojiya | 2019-01-01 13:00 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

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