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2019-05-20 実売数を公表すると非難されるチンケな商売

幻冬舎の見城徹社長が、自分のところて゜出版した本の実売部数を正直に公表したら業界から
猛反発を受けたという話である。
新聞業界もそうだが、出版業界も実売数を誤魔化すのが業界常識となっているのである。
それって、やっていることは詐欺行為じゃないのか。読者に対する不正行為である。

新聞は、実売部数を発表しないことで、広告主から過大な広告料を詐取しているというのである。
出版社も、売れてもいない本をいかにも沢山売れているように嘘部数を発表することは、詐欺と
いっていいだろう。オレオレ詐欺ならぬ、売れてる詐欺である。
なのに、正直に実売部数を公表した見城社長は指弾されているというのだからチンケな業界だ。

今、新聞の押し紙は広告主を騙すための詐欺行為であるとして指弾されている。
しかし、新聞社はそれをやめられないらしいのである。
出版社は大して売れてもいない本をいかにも多くの人が買ってるいるかのような宣伝を打つこと
があるが、そういう嘘はこれまでは大目に見られていたのである。これからはそうはいくまい。

で、見城社長は正直に公表した実売部数のツイートを削除してしまったという。
また詐欺商売に戻ったという意志表明なのだろう。見城社長には、『予約は500万部を越えて
いる』(典拠)という人もいる「日本国紀」の実売部数を正直に教えてほしいものである。
お酒業界も、「本醸造酒」ってアルコールを混ぜたお酒だとは正直には言わないけれど。

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で、その作家津原泰水〈つはら・やすみ〉さんの実売部数というのはどれぐらいだったのか。
津原泰水さんの幻冬舎での1冊目。僕は出版を躊躇いましたが担当者の熱い想いに負けてOK
を出しました。初版5000部、実売1000部も行きませんでした。2冊目が今回の本で僕や
営業局の反対を押し切ってまたもや担当者が頑張りました。

実売1800でしたが、担当者の心意気に賭けて文庫化も決断しました。』(典拠)。
元のツイッターは削除されたというが、デジタルタトゥーはちゃんと残っているのである。
ネットとは一度入れたら消せない入れ墨と同じなのである。返品率を考えなげはよく売れている。
ちなみに、「チンケな」には「不正直な」と漢字を当てておこう。

by munojiya | 2019-05-20 00:03 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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