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女にお酒はすすめたくないが

アルコールの有害性は酒呑みのよく知っているところである。
若いときは一升酒を呑んだものだと自慢する先達は
晩年になって酒量が落ちてその老いを知るのである、より深く感じるのである。
しかも肝臓を痛めて後悔先に立たずという古諺を噛みしめるである。

まわりの人がだれもアルコールの毒性を教えなかったからである。
酒に強いねぇとおだてられて調子に乗って呑み過ぎたせいである。
なぜだれもそれを教えてくれなかったのか。
酒を売って食っている人たちが少なくないからである。

酒税の上がりが2兆円ぐらいなのに
アルコールで健康を害した人の治療費はその数倍はあるという説もある。
その説を信じると酒を禁止したほうが社会の利益は数兆円も増えることになる。
本当に酒を禁止したアホな国があったことを思い出した。

あそこはそういう若い国なのである。
日本は前轍を踏んではいけないのである。
ライブドアの粉飾決算はエンロンの再現である。
詐話師(さわし)の口車に乗った人が悪い。

それを知っていてうまく利用して利を得ていた今の政府中枢が一番悪いのである。
自民党中枢といっても同じである。
長年日本人をやっていると顔つきを見ただけで
なんとなくその品性がわかるものである。

もっとも、人は見かけによらないという言葉もあるから
そんな自信など公言しないほうがいいということも分かっているから言葉の綾であるが。
最近のマスコミはなぜ本当のことをいわないのかというのが
大方のマスコミに対する不満であるがその理由だってみんな分かっているのである。

ニュースを売って食っていかないといけない人たちがわんさといるからである。
明日死ぬことがわかっていればいくらでも本当のことが言える。
しかし、この先どこまで生きるのかと考えると生活の心配をしなくてはならない。
うかつには生活基盤をゆるがすことはできないのである。

せめて、行間を読んでくれという思いで書くしかないということである。
なにが書かれているかではなく、
なにが隠されているかを考えて読めということである。
手品じゃないが、動きと反対の所を見ていると真実が見えてくるということである。

酒だって同じである。
さわやかな言葉が書きつらねられているお酒の広告文句は
そこで書かれていないことを読めということなのである。
庵主の経験ではほとんどのお酒はそんなにうまくはないからである。

しかし、残りのいくつかには本当にうまいお酒がある。
お酒は呑みつづけないとそのわずかに光輝く真実にたどりつけないということなのである。
酒を扱うことで食っている人はその家族も含めて少なくない(ご免。数は手抜き)。
その人たちの生活を思うと酒は禁止するまでもないというのは妥当な判断である。

アルコールは一気飲みをのぞいて即効性のある毒ではないということと
上手につきあえばそれなりに有効だということが経験的に分かっているからである。
それに、人間は毒がないと生きていてつまらないからである。
酒はそういう人間の性(さが)をくすぐるからである。 

女にお酒をすすめるのもなんだが、
じつはうまいお酒を呑むことは美人になれるてっとりばやい方法なのである。
もちろん美形と美人はちがうということを前提にして話しているのだが。
うまいお酒を呑むと男でも女でもみんないい表情になるからである。

美形というのは姿顔形だからこれは美容整形でもしないと変わらない。
しかし美人というのはその表情のことだから
女の人の表情が生き生きしていると美しく見えるのである。
もっともそれを見ている男も酔っているから心がすでにうるんでいるからなのだが。

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美人だの美形だのといったことについては、庵主が所属しているアマチュアの写真クラブ「フォレストクラブ」のブログに書かれている写真話にくわしい。

その表情の引き出し方を研鑽している写真クラブである。美人の撮り方にはアマチュアとはいえ他と比べると一日の長があるクラブである。
Tracked from ATの情報発信局 at 2006-03-30 20:09
タイトル : がっつり儲かる!? 大道芸人の心理マジック
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by munojiya | 2006-03-17 11:13 | Trackback(1) | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya