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2025・07・29 知っていると恥ずかしい言葉「猗窩座」

「知ってるだけで恥ずかしい現代用語」みたいな書名の本があった。これだ
「読者を誑かす書名大賞」というのがあったら、その書名はまさにそれだろう。
読書人の知を馬鹿にする書名だからである。知識人と呼ばれる人達の顏が馬鹿に見えてくる。
ここで漢字の皮肉が発揮されるのである。

「知は痴なり」と。知はかぶれると痴になるというのだ。
で、今、知っていると恥ずかしい言葉となっているのが「猗窩座」である。
まず読めないのである。そして、読めても困るのだ。「花陽浴」などは読めても手に入らない。
で、「猗窩座」は類推するに「きかざ」である。ところが「猗」は「き」とは読まないのだ。

黄長燁」という名前の「長燁」は「ちょうか」とは読まない。「ちょうよう」である。
同様に、同様ではないかもしれないが、「猗窩座」は「あかざ」と読むのである。
ね、読めると恥ずかしいでしょう。しかもその意味を知っているとさらに恥ずかしいのである。
インテリを自称する人達にとっては、であるが。インテリ泣かせのアニメなのだ「毀滅の刃」は。

「鬼」とは何か。それはアンタの事だと教えてくれる映画なのだという。
善である「鬼32隊」(鬼殺隊)よりも、そのアニメの現実では鬼の方が強いのである。
「正義は必ず勝つ」という人達にとっては、その正義は間違っていることを教えてくれるのだ。
「正義とは己が勝手に抱いている錯覚の事」なのだと。インテリの知識の浅さが嗤われるのだ。

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「鬼滅の刃」は「鬼」の正体を教えてくれるというのである。
あいつら[鬼]は最初から化け物だったわけじゃない、人間が人間を壊して化け物を作ったん
だ。』(典拠3:50)。
すなわち、「鬼」の姿は、鏡に映っている自分の姿だというのである。

人は自分の姿を自分の目で見る事ができない。
何かに映っている自分の姿を見て類推するしかないのである。
即ち、自分が認識している自分とは実像ではなく、自分が頭の中で想像している虚像なのだ。
男なら、自分のおちんちんの実像は把握できても、自分のお尻の穴は見ることができないのだ。

で「鬼滅の刃」を見れば、スクリーンに反射した自分の実像を見る事ができると言うのである。
それが「鬼」であったにしても、である。
で、「鬼滅の刃」は猗窩座と煉獄杏寿郎さんはBLなのだという視点を外すなという。
そうしないと猗窩座の煉獄さんに対する愛が理解できないのである。

強い男が強い男を求めるのはBLだという一面の真理を「破滅の刃」は教えてくれるのである。
男女の仲もそうだけれど、男同士のそれも、他人があれこれいう事ではないのである。
愛というのはおぞましい感情なのだから。他人が隙入る事ができるものではないのだ。
猗窩座って「ラスボス未満だけど存在感MAX」枠で完璧にハマってる。』(同5:36)。

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以下、その動画の中のコメントを読めば、「猗窩座」という鬼(その米を書き込んだお前さん=
日本人の姿)がいかに魅力的な鬼なのか、日本人が魅了される鬼なのかが判るのである。
日本人は、ラスボスという立ち位置より、二番手、もしくは三番手という立位置が好きなのだ。
その辺にいるときが一番落ち着くのだ。一番手を手にした石破茂のようにはなりたくないから。

以下は動画の5:48辺りからのコメントである。
猗窩座は求道者でストイックで、戦いに哲学を持っているタイプ。』。
ボスにはなれないが、記憶に残る敵。』。
そういうのが一番惹かれるよな』。あんまり強いと大谷翔平みたいにつまらなくなる。

猗窩座みたいなキャラ見ると、人間のどうしようもなさが浮き彫りになる。』。
劇場で脳みそぶん殴られた感覚、あれが猗窩座の強さ。義勇と炭治郎を2人同時に相手できる
スペックで、しかも強者には敬意を忘れない。礼節ある真っ向勝負の鬼って何だよ。泣かせに
くるのやめてくれ。』。ちなみに義勇とはこの人のことである。

社会の落とし子って言葉があるなら、猗窩座はまさその体現者。自分で悪になったわけじゃ
ない、社会゛か“鬼”にした。責めるべきは彼じゃなく、そうさせた世界の方。嫌いになれない
のは、その痛みがリアルすぎるから。』。
以下、連綿と日本人の心情が語られていく。日本人のツボをつく映画なのだ。

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ここで切ろうと思ったら、なかなかの書き込むが続くのである。
これで最後にしよう。
地元の映画館が鬼滅で満員御礼。
上映スケジュールがバスの時刻表超えてて嗤った。

何この社会現象、祭か。』(典拠9:09)。
「踊るあほうに、見るあほう。同じアホゥなら踊らにゃ損損」。見なきゃ損損、である。
鬼滅の台詞って古風で詩みたい。聞くだけで「日本語って美しいわ」って思う瞬間ある
10:16)。この前の無限列車も今回も墓場から始まる。耳なし芳一みたいである。

by munojiya | 2025-07-29 10:58 | 世話物 | Trackback | Comments(0)

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