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お酒という言葉の範囲

庵主がお酒というときに指し示すその意味の範囲についてである。
お酒とはもちろん日本酒のことをいう。
ちょっと前までなら日本酒というのは酒税法上の清酒のことである。
5月1日から施行された新酒税法では醸造酒類の中の清酒のことをいう。

お酒の定義は法律一本でチョロチョロ変わるのである。
公式の定義はそうなのだが、
庵主がお酒といったときには実はうまいお酒しか想定していないのである。
大手酒造メーカーが造っている清酒はただのアルコール飲料だと思っている。

庵主はアルコール依存症ではないのでその手の酒を呑んでも満足できないからである。
庵主はいうなればうまいお酒依存症なのである。
体はべつにアルコールを欲しているわけではなくて、
真っ当なお酒のあのうまさを求めてやまないのである。

そのうまさに秘められている美しさが忘れられないのである。
そしてまともなお酒はその期待にまたきちんと応えてくれるからうれしいのである。
そこに技があるから気持ちいいのである。
造り手と呑み手の間にある信頼感がそこで繋がるからである。
Commented by のんちゃん at 2006-05-23 21:49 x
むの字屋さん
いつも楽しく拝見してます。うまいお酒を飲みたくなりました。
Commented by munojiya at 2006-05-24 12:20
昔はうまいお酒を見つけるのが一苦労でした。
今はうまいお酒が多すぎて、どれを呑むのか選ぶのに苦労しています。
同じ苦労でも楽しい苦労です。

自分でうまいお酒を見つけることも楽しいのですが、だまって坐ればだまってうまいお酒が出てくるお店が「かすり」です。
東京近辺にお住まいでしたら、そこに行けばうまいお酒があります。

お店の場所は「むの字屋」の携帯版でご覧ください。
Commented by のんちゃん at 2006-05-27 11:24 x
むの字屋さん
ありがとうございます。
早速検索してみます。
by munojiya | 2006-05-23 20:40 | Trackback | Comments(3)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya