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日本酒に関する四つの心配

日本の食い物が知らないうちにその中身が昔とは変わってしまっていたということを
庵主はずっと後になってから本を読んで初めて知るのである。
庵主はお酒の本をよく読んでいるので日本酒のアル添は当たり前だと思っているが、
日本酒に原料用アルコールが混ざっていることを知っている人はどのぐらいいるのか。

いまの日本酒は常識で考えられるお酒のイメージとは中身が違っているのである。
食品の新しい製造方法は大方が原価を安くするための技術であって
食い物の中身をよりよくするものではなく見掛けをごまかすことがほとんどなのである。
だから食べる人に知られないように中身を変えていく行為に不信をいだくのである。

純米酒の定義が変わったことを庵主は知らされなかった。
造り手の都合で呑み手の了解を得ることなく勝手に定義を変えたのである。
酒税の中身が変わったことも知らされることはなかった。
一部の人たちが徴税の都合だけで勝手に変更したのである。

だから今、日本酒には四つの心配が庵主の脳裏をよぎるのである。
一つは米の残留農薬は大丈夫かということ、二つは合成乳酸は心配ないのかということ。
三つ目はお酒のアルミ缶はアルツハイマーの一因ではなかったのかということ、
四つ、紙パックの酒はアルコールでプラスチックが溶け込んでいないかということである。
by munojiya | 2006-11-12 00:12 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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