卑猥なたとえなので嫌いな人は読まないで
てっとり早く理解してもらうために卑猥なたとえを出すことがあるとも書いた。
その実例なので、その手の話が嫌いな人は読まないでいただきたい。
禁酒法というのがアメリカで行なわれてそれが散々な結果を生んだことを書いた。
日本では今もそれに似た法律があるからそんな法律は糞だと言っているのである。
酒税法というのがあって、酒は個人は自由に造ってはいけないことになっている。
おっかしいでしょう。
酒なんか自宅で簡単に造れるのにそれを勝手に造ってはいけないというのである。
そんなことをされたら酒税を取れなくなるからというお上の都合である。
それを庵主はセンズリ禁止法と呼んでいる。
個人で簡単に出来ることを禁止してそれをやるときは国の管理下で行なえというのは
そうしないと税金を取りはぐれるからという阿漕な理由からである、あほらしい。
実はその酒税法は庵主のようなずぼらな呑み手にとっては都合がいいのである。
自分でお酒を造る必要がないからである。
自造酒を禁止している以上、酒造免許を取った人に対しては、責任をもって呑み手が、
すなわち庵主がうまいというお酒を造れと平気で要求することができるからである。