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お酒の不当表示シリーズ(その1)

普通の人がそれを見たら間違いなく勘違いする表示を不当表示と呼ぶことにする。
さらに、見た人が誤解することを前提にした表示を詐欺表示と呼ぶことにする。
表示があっても意味が理解できない表示を不正表示と呼ぶことにする。
その事例が日本酒業界にも多々あるということである。

それらは呑み手のための表示ではなく、造り手にとって都合のいい表示なのである。
だから、呑み手はそのウソを知っておかなくてはいけない。
まずい酒なんか呑みたくないからである。
知ってて呑む分にはいいが呑んだあとに騙されていたと気付くのは悔しいからである。

まず三番目にあげた表示はあっても意味がわからない不正表示の例から。
お菓子の不二家が違反した表示をしていたということで
賞味期限と消費期限の意味の違いを知った人が少なくないのではないか。
賞味期限とはその食品がおいしくたべられる期間で、その後も食べられる状態をいう。

消費期限はもう食えなくなる限界のことだというがその違いがよくわからないのである。
幸いお酒には賞味期限も消費期限も表示をしなくてよいことになっている。
お酒は、大人が自分でその味を判断して味わえという世界なのである。
子供が呑んではいけない所以(ゆえん)である。
by munojiya | 2007-03-01 00:02 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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