沖縄はずるい
依怙贔屓ということになるが、そのうちの一つがたまたま新聞記事になったのである。
沖縄で売られている泡盛はその酒税が他の焼酎よりも安くなっているというのである。
沖縄県以外に住んでいる呑み手を差別するそんな事実を知っていただろうか。
2007年6月18日の読売新聞の夕刊の記事にその事実が載っていた。
沖縄県内で消費される泡盛の酒税は他の焼酎類の65%に軽減されているのだという。
2012年度以降はそれが廃止される見込みで、沖縄振興のために今のうちから
泡盛の古酒である古酒(くーす)を売り込もうとしているという記事だった。
またまた呑み手は大蔵省に騙されていたのである。
「沖縄県民 はこすい」としようと思ったが、
沖縄県民でなくても沖縄で泡盛を買えば安い酒税で買えるようだから
地酒はご当地に足を運んで呑めということなのだろう、地域振興策なのである。
だとしたら、各県の地酒も県内で売るものは酒税を65%にするべきだろう。
もちろん他県で転売する目的での売買はさせないという縛りは必要だろう。
と思ったが清酒一升の酒税は216円であるから65%では76円引きにしかならないが。
そういう特権を一人のうのうと享受している沖縄というのはやっぱりせこいのである。