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五無の酒生活

「無国籍」「無地方」「無季節」「無家庭」「無安全」を指して五無の食生活という。
食生活から国籍がなくなり、地方の味がなくなり、季節がなくなり、
家庭の味がなくなり、安全がなくなっているというのは幕内秀夫氏である。
それらが個人の体にのしかかっているため今日本人の体は悲鳴をあげているという。

どこでとれたかわからない食糧を、大量生産のため風土から切り離された味を強要され、
季節感のない見た目だけの食い物をあてがわれ、個人の好みなど無視したコンビニ食を
安全性は無視して食っているというのが今日の日本人の食生活なのである。
お酒の状況もまたその風潮からのがれられるものではない。

純米酒以外のお酒はすでに無国籍の風に染まっている。
アル添酒に使われている醸造アルコールの原産地を呑み手は知る由がない。
原料の米は国産品とはいえ、お金を出して少しでもいいものを買ってくるのが常である。
いい酒になるほど地元米に拘ってお酒を造っている蔵元はほとんどないといっていい。

冷蔵庫の普及で今は季節には関係なくいい酒をのべつに呑めるようになった。
すでに晩酌の風習はすたれ、また、まともなお酒は外で呑むことが多くなっている。
無安全に関しては盲点であるが、アルコールはそれ自体が毒だということである。
お酒は五無の食生活を率先して実行している実に不健康な食品なのである。
by munojiya | 2007-07-06 00:31 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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