宝の持ち腐れ
目の前に宝物があるのにそれを生かせないことをいう。
いや、目の前にある宝物に気付かないことをいうのかもしれない。
ようするに宝物が眠っている状態である。
いま、多くの日本人は目の前にすごい宝物があることに気付いていない。
そう、やたらとうまい日本酒があまたあるというのに、
そのことに気付いていないのである。
宝物といえば、金銀珊瑚宝石といったイメージをうかべる。
そんなものは本当は宝物なんかではない。
そういう価値のあるものを使って人間が幸せなれる状態を宝物というのである。
いわゆる宝物はその可能性をいっぱい秘めている石ころや金属だというにすぎない。
本当の宝物とは人間が幸せを感じることをいうのである。
いわゆる宝物の世界では屑ダイヤが何十万円とかの馬鹿高い値段で売られているが、
うまい日本酒は、つまり本物の宝物はそんなことがないというのがニクイのである。
よほどの貧乏人でないかぎりそこに目がいけばすぐ宝物を手に入れることができるのだ。
多くの日本人は宝物を持っているのである、ただそれが持ち腐れになっているのである。
