アル添酒は所詮化粧酒
じょうずにまぜるとお酒がきれいになるのである。
ただそれだけである。
それをうまいという人もいるが庵主はアル添は女が化粧をするようなものだと思っている。
見掛けは綺麗になるのである。
こんな笑い話がある。
弟「お姉ちゃんはどうして化粧するの?」
姉「美しくなるためよ」
弟「お姉ちゃんはどうして化粧しても綺麗にならないの?」
化粧の美しさもあるからそれをうまいといって愛でることもいっこうにかまわないが、
素地が悪いと化粧をしてもきれいにならないことは本物のお化粧と同じである。
庵主は地が美しい女が、言い換えると表情のある女が好きだということである。
お酒も、わざわざ化粧するまでもなく最初から素直にうまいものが好きだ。
もちろん化粧したお酒がだめだといっているのではなく、どっちかというと、
純米酒のうまいのが好きだということである。
アル添酒は所詮化粧酒だということである。
