人気ブログランキング | 話題のタグを見る

歴史とはほとんど嘘の物語である

歴史に真実を求める人がいるがそれは大いなる勘違いである。
歴史に真実なんかありえないからである。
歴史の解釈というのは過去に起こったことに対する個人の見方であって、
立場や考え方が異なると一つの事実がいかようにでも解釈できるからである。

前の戦争で日本はアメリカに降伏したという事実があるが
その結果生活が豊かになったのだから幸福になったのだという解釈もできるのである。
それを戦争に負けたと見ることもできるし、名を捨てて実を取ったともいえるのである。
つまりあの戦争は日本の大勝ちだったと見ることも間違いではないのである。

歴史に真実を求める人はそれに託つけて自分の主張を他人に押しつけたいのである。
各国はそれぞれの歴史を誇っているが、
その誇らしい歴史もその国の理想と自尊心を満たすための絵空事なのである。
万世一系の天皇を戴く国という歴史を本気で信じている人がいるだろうか。

その虚構(ウソ)が心地よいから愛用しているだけなのである。
民族とか国家というのは壮大な虚構なのだと分析した書があるという。
では日本人の誇りとは何かというと、日本酒のうまさがわかるという一点にある。
それがわかることが日本人という虚構を一(いつ)にする儀式なのである。
by munojiya | 2007-11-19 16:16 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


by munojiya