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杜氏3兄弟のお酒

うまい燗酒を探している。
百貨店で、真っ当なお酒を探す。
間違っても「燗酒」とか「燗上がりする酒」と書かれて売られているお酒は買わない。
いまだかつてその手の酒が庵主の口に合ったことがないからである。

でも好奇心から「獺祭」の「温め酒」(あたためざけ)を買ってしまったのである。
庵主はお酒を呑むのは午後10時までとは決めているがそれが守れないのである。
うまいお酒しか呑まないことにしているが、まずそうな酒も好きなのである。
首尾一貫しないという点では庵主はいたってだらしない酒呑みなのである。

その百貨店の酒売場には全国各地の銘酒が並んでいる。
なんと、沖縄の「黎明」(れいめい)の本醸造までおいてあったのには笑ってしまった。
大きな声ではいえないが考えようによっては下手物の極みといっていいお酒である。
でも、そういうお酒も呑んでみたいのである、庵主の好奇心は。

そういう中ですうっーと庵主の目が行ったのは滋賀の「波乃音」(なみのおと)である。
純米吟醸を買い求めて、裏ラベルを見たら杜氏名が3兄弟となっている。
造り手の気持ちと気合がそれだけで伝わってくるのである。
それを見てこのお酒なら燗にしても呑めるにちがいないという確信が強まったのである。
by munojiya | 2008-01-22 01:35 | Trackback | Comments(0)

うまいお酒があります その楽しみを語ります


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