ちょっと蔵元へ
2月の9日、10日と1泊で新潟の蔵元を訪ねてきた。
蔵元を訪ねるツアーのお誘いがあったのでそれに乗ったのである。
またまた楽しいお酒を呑んできたのである。
ナンジ、サケヲ ノムコトヲ タメラウコトナカレ。
ノウチュウ(嚢中=財布の中) オノズカラ ゼニアリ。
という漢文は鈴木隆著「続 けんかえれじい」の中にあった中国の、というか支那の
酒屋の宣伝文句である。
お酒を呑むお金はなぜかなんとかなるものだという誘惑である。
庵主もまた、暇も金もないはずなのに、なぜかそういう暇とお金はなんとかなるのである。
意志あるところに行動があるということなのだろう。
なにも起こらない生活というのはそういうことを望んでいないということなのである。
あの有名な「越乃寒梅」を初めて呑んだのである。
地元で呑むのは初めてという意味である。
「雪中梅」も味わった。
地元で呑むそれはうまかったかというと、よくも悪くも淡麗な味わいだったのである。